こちら【illust/69841143 】の企画様に参加させていただきます。
「どうして僕から逃げられると思ったんだ?」
名前:アボット(Abbot)
性別:無性別(♂寄り)
種族:ヌケ二ン
詳細はキャラシ参照。
【セリフ例】
「君にとって、これが良いことなのか悪いことなのかは僕に関係ないのさ」
「死んでも離れないよ。当然だろ?」
「言葉が欲しいのかい? こんなに行動で示しているのに、君ってばいけない子だね……愛してるよ。君という存在を」
「──僕がいれば十分だろ? なんで他の奴らとも関わる必要があるんだ? 無駄なことは好かないよ」
「待っててね。君がどこにいたって、見つけ出して迎えにいくから」
「普通の愛し方ができない僕を、どうか許さないでくれ」
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08/15 素敵な御縁がありました!
ずっとずっと離れないし、死んでも離さないよペルトちゃん【illust/70121695】
「……どうしたのさこんなところで。そんな浮かない顔をして」
「(僕を捕らえておきたいわりには全然絡んでこないじゃないか。変な奴だな)」
「それ、毒が滲んでいるのかい? ……ああ、そうだね。僕が触るときっとただじゃすまないね」
「──やあ、奇遇だね。日に九度も会うなんて。こんな偶然きっとないさ。運命、ってやつかもね?」
「ペルト、君は僕から離れたくないって言うけれど……僕がいつ君を離すなんて言ったんだ? そんなこと、絶対に……ああ、いや。なんでもないとも。……今はまだ、ね」
「僕の胸にあるこの花はイカリソウと言ってね、こんな花言葉があるんだ。──君を離さない」
「身体に絡んでいるのはヘデラと言ってね。死んでも離れない、なんて花言葉があるらしい。面白いだろ?」
「これは君も知っているかな? ヒマワリ。花言葉は──君だけを見つめる。もういいだろ? 僕は君を愛している。だから君は僕のものだ。死んでも離さないよ」
「(どんなに泣いて嫌がったって、僕はもう君から離れないし、こんな想い絶対に話さないし、……放せない)」
月を眺めていたら涙ぐむ姿が見えた。月光に照らされて幻想的に浮かんだ彼女のシルエットは、輪郭がぼやけて映っているからどうにも儚げに感じてしまって。
いつものように親切なふりをして近づいて、それとなく関わって去ろうと思っていた。
まとわりついてくる蔦が煩わしくなかったと言えば、きっと嘘になる。今でこそこんなに愛おしいというのに、興味がなかったあの頃は己を縛り付けようとする妨害行為でしかなくて。
かと思えば、それはすぐするりと抜けて。彼女のこんな態度に惹かれたのが、すべてもの始まりなのかもしれない。
彼女は他の個体と比べると毒素が多いようだった。ひょっとしたら、その毒が己を蝕んでしまって、少しでも触れたら身の危険が及ぶかもしれない。
でも、そんなことは今更だった。一刻も早くものにしたかった。誰にも渡せないほどに。彼女の意思などどうだって良かった。
(僕のものに、僕の)
彼女は未来永劫知ることはないのだろう。胸の奥に秘めたこんな醜い感情など。
「愛してるよペルト。死んでも離さない。君も僕を、死んでも離さないでいておくれ」
長い長い恋路の終幕だ。
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以下、関係図
反りが合わない兄、ティコ【illust/70196538】
「……兄さん? どうだろうね。恐らくは元気でやっているんじゃないかな」
「あの人は独り善がりだからなあ。──なんだって? 似たり寄ったり? そんな馬鹿な」
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素敵な御縁を頂きました!
番申請の他にも、旧友や悪友や既知関係なども募集しております。お気軽にお声かけ下さい!
三日以内に返事が来なかった場合は確認のメッセージを下さると幸いです。
よろしくお願いします!
「……やっと見つけたよ、僕の運命の人」
(随時加筆修正予定)
2018-08-10 12:39:39 +0000