「朽ちゆく世界にハナムケを」、2期もよろしくお願いいたします。
◆ あめ売りプラン ◆
「…飴売り?いいや、安夢売りだよ、ボクは。ところでミスター、ご年収は?」
◇プラン・ゼクロティス=アプリシア(Prin Xecrotis=Aplysia)
女/17歳(外見は10代前半)/148cm/ 一人称:ボク/二人称:貴方、ミスター など
所有ポイント:70pt <前期30pt+継続30pt+イベント10pt>
父:ヌー・スアンスアン【illust/68556345】(30pt)
「おはよう父さん。…いや年収は聞かないから。言わなくていい。言わなくていいって言ってるだろ。
…やめろ耳が腐るような低所得を嬉々として口にするな!!!!」
母:ジュビア・ゼクロティス=アプリシア【illust/68533028】
「ボクは母さんの娘で良かったと思ってるし、呪いを引き継いだ件についてどうこう言うつもりは
ないのだけれど。うちのオトコ共を見て思うところは無いのかというか、
もうちょっと相手選べなかったの?せめて呪われてないとか、年収が高いとか、こう」
兄:ネーベル・ゼクロティス=アプリシア【illust/69511345】
「兄さん、行商ルートについてちょっと相談があるんだけど。…妹の目くらい見たらどうなんだ。
あーもう霧をしまえ!あと飴もしまえベタベタする!!(あーダメだわ寝てから夢の中で相談しよ)」
◇7/21:素敵なご縁をいただきました!テティス・ネフェンセス=ネリネさん(illust/69765037)
今回は、上手く行っていた。多分、今まででいちばん。
――ああそうだ、あの魚が邪魔するまでは!
「乙女の恋路を邪魔してタダで済むと思うなよ魚!
うつつで会ったが百年目、そのなまっちろい顔に必ず一発お見舞いしてやる!覚えてろ!!!」
→あめ売りと夢の中の魚の話:novel/9598656
長女:リェン(illust/70840634)
「夢でも現でも仕事熱心で結構。ところで何か忘れていないか娘よ。ああそうだな、滞納は許さんぞ。」
「爺だろうが悪魔だろうがお前が選んだ相手だと言うなら私は構わん。
……だが私も人の親だ、これだけは訊かせて貰おう。
ミスター・三日月、ご年しゅ…ムグッ!??」(※夫と娘が口を塞いでいる!)
長男:ネフェルテム(illust/71102544)
「フム、母の愛をようやく理解したか息子よ。
……ところでためになる話を聞かせてやろう、最近珈琲豆が高騰しててな。
寝ぼけた頭でも私が何を言いたいかは分かるだろう?ん??」
「ああ全く、あのテティスを怒らせるのはお前くらいだぞネファ……。
次は、もう少し上手くやれ。……親の身にもなれと言っているんだこの馬鹿息子めが。」
◇お供
沐雨(モクウ)…伸縮自在の獏っぽい何か。草食。
桃李(トウリ)…果物っぽいお世話好きの鳥。桃尻。
◇スキル
【あはれ憂き世の夢手繰り】
他人の悪夢を綿飴状の吉夢に縒りなおす。食べた者は望む夢を見る事ができるが、
望みの再現度は安夢売りの能力と客の想像力次第。
【浮雲の呪い】
無表情と諸々の段取りをすっ飛ばしがちな言動の原因。夢の中では無効化される。
解呪後は天候系魔法が使えるようになるが、解呪には伴侶を見つけることが必須である。
【明日の雨は涙飴】
浮雲から降った雨が飴玉になる。見た目はファンシーだが当たると地味に痛い。
フレーバーはプランの気分によりランダム。食べると翌日の降水確率がなんとなく上がる。
◇安夢売り(あめうり)
夢を自在に行き来し、他人の悪夢を集め漉し取り吉夢に縒りなおす能力を有する一族。
神仙の住まう山に生えた桃の木の精が山に迷い込んだ飴売りの行商と契ったのが一族の始まり
と伝えられ、桃色の髪と繊細優美な外見を持つとされる。(あくまで「される」である。)
その実態は先祖の駆け落ちが原因で夜な夜な悪夢を集めては飴にして売りさばく
ブラック稼業を宿命づけられた絶賛呪われ一族。
慢性的睡眠不足による各種生活習慣病により精霊の末裔のくせにどうも早死する者が多いが、
思慮深い人々は世代交代の過程で早々に精神を病んで淘汰されたようで、
残っているのは脳味噌の軽い手合いばかり、呪われているわりに当人達は至って呑気である。
各自が持ち運ぶ箱には縒りなおす前の悪夢が入っており、安夢売り以外が不用意に開けると
悪夢に囚われ二度と目覚めることができなくなるらしいが真偽の程は不明。
呪いにより自らの夢を持たず、夢の中でもどこまでも本人は本人。
ただしプランの場合、夢の中では浮雲の呪いが無効化されるため、現実よりは多少他者との
意思疎通が図りやすい。あいにく性格自体は変わらないので最終的に年収は訊いてくる。
・
「それではどうぞ、良い夢を。」
2018-06-30 15:02:18 +0000