ごんた◆縁は異なもの味なもの【illust/67011335】
最終世代ですが初参加させて頂きます…！
6/4 承認頂けました！ 改めてよしなに！
「血とかマジ無理。やっぱ俺はいちごジュースだな」
「俺の母国は血も飲めない草食系吸血鬼はモテ期が万年凍結してるんで、gattinaを探しにここに来たんだ。婚活は肉食系、エヴァルドです」
「エヴァでいいよ。俺もハニーって呼ぶから。…え？ 駄目？ チッ、流れるように言えばいけると思ったのに。君、なかなかやるね」
「最初はどんな出会いでも零さずにいようって必死だったけど。…誰でもいいわけじゃない。このところ、ずっと君のことばかり考えてるんだ。それって―…」
◆名前：エヴァルド
□性別：男
□種族：怪物（吸血鬼）
□年齢：100歳以上（外見年齢25歳前後）
□身長：188㎝
□職業：いちごの栽培、販売
□好きなもの：いちご、トマト、gattina（蓮さん）
□嫌いなもの：血、にんにく（食べれはするけどブレスケア的な意味で）
□一人称：俺／二人称：君、あんた、お前
◆備考
とある吸血鬼一族の次男坊。吸血鬼なのに血が飲めない。（体質的なものではなく、ただの好き嫌い）
エヴァルドの家系は血を嗜好品として楽しみ、普段は人間と似た食事をとっているため血が飲めなくても問題はないが、吸血鬼としてかっこがつかないので家では肩身が狭い。
年齢＝彼女居ない歴。本人は自分がモテないのは血が飲めないからだと思っているが、チャラい口調などなど、問題は他にもあると思われる。吸血鬼の女性達にダメ出しされ続けて心が折れたため、優しい女性を求めて日高国に彼女を、あわよくばお嫁さんを探しに来た。
とにかくよく喋る。一度会ったら友達で毎日会ったら兄弟扱いされる。（女性は『運命を感じる。交際を前提に一緒にイチゴジュースでも』と軽率にナンパされる）
イケメンに対しては敵意をむき出しにはせず、見習うべきところは感心しつつメモをとり、稀に子育て（子＝アリス）により生まれた母性の中に潜む女心のような部分を刺激されて戦慄したりする。
いちごを美味しく甘く育てるために楽器を弾いたり歌ったり踊ったりしているので、エヴァルドの家付近は結構うるさい。
にんにくは食べれるし日光を浴びて灰になることもないが、金属の杭を心臓に打ち込めば流石にエターナル・グッドバイになるかと思われる。
◇従者：アリス【illust/69078088】
ずっと面倒を見ているので、娘のような妹のような感覚。
従者って普通は俺の面倒を見るほうじゃね？と思わないこともない。
♥やっと巡り会えた、俺だけのgattina
❇ 志岐 蓮さん【illust/69128087】(呼び名：蓮、amore、gattina)
街を歩いていると、複数の女の子の悲鳴が聞こえた。
何事かとそちらへ目を向けると、長髪の背の高い男が大男を殴り飛ばしていた。
吹っ飛んだ大男が白目をむいて地面に大の字にのびる。それを確認した長髪の男が、遠巻きに見ていた女の子達にもう心配ないと声をかけた。
女の子達は黄色い歓声を上げて一斉に長髪の男の元へと駆け寄っていく。
女の子達がお礼を言っている内容を聞いていると、どうやらこの地面にのびている大男が酔っぱらって女の子達にしつこく絡んでいたらしい。そこに長髪の男が現れて、助けに入ったようだ。彼を取り巻いている女の子達の目が、総じて恋する乙女の目になっている。
やっぱり、イケメンってのは凄いな。一瞬でこんなに多くの女の子達を魅了しちまうなんてさ。
「Buon giorno。あんた、かっこいいな。」
比較的女の子達の少なかった背中側から声をかけると、男がこちらを振り返った。
遠目からでも十分わかったけど、本当に綺麗な顔してんな、こいつ。芸術かよ。
「俺はエヴァルドだ。モテる男の秘訣ってのを是非学ばせてほし……」
顔にばかり意識が言っていたが、視界の端にありえないものが見えた。
まさかと思いつつも視線を下げると、男の胸部にでかいメロン２つ分の膨らみがある。どう足掻いても腹の肉じゃない。
「え、嘘だろ……。あんた、まさか…… DONNA!?」
めちゃくちゃ驚いたけど、『子猫ちゃんたちを可愛がるのに雄とか雌とかほんの些細なことだ』と言われて納得した。……ああ、なるほど。これはモテるわけだ。
＊文字数制限に負けました。続きはこちら⇒【novel/9751060】
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2018-06-04 13:05:40 +0000