【えんもの】瑞姫【三世代目】

花手鞠

からん ころん
  からん ころん ♪

今日はどこに行こうかしら?

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企画元【illust/67011335
※2018/5/1 承認済

名前*瑞姫(みずき)
性別*女
種族*半妖(古椿の霊、天狗、狸、人間)
年齢*16歳
身長*155cm

一人称:私 二人称:御前様、~様

性格:前向きで朗らかな、奥ゆかしい性格。

備考:白無垢を纏った妖怪と染め物師見習いであった人間の間に生まれた少女。
好きなものは散歩と山葡萄、それから舞と染め物がたなびくあの光景。
愛らしい物が好きで、父と同様人の長所を見つけ褒めることが得意。
父のように振る舞いが美しく、母のように奥ゆかしくも曇らない美しさを身につけようと、日々精進している。
昔は兄とお揃いの服を着ていることが多かったが、最近は着てくれなくて密かに寂しい。また着てくれないかな・・・(´・ω・`)
ちなみにびっくりするとたぬきの耳が出てくる。

白無垢は、ひらひらしたものを好むからというだけでなく、父から聞いた白無垢を纏う理由に感化され、自分もそういった人と出会いたいと願掛けをしている。
夢は、父と母のような素敵な伴侶と出会い、その方に白無垢を仕立て差し上げること。
その為に、よく母に染め物やつまみ細工を教わったり、父に舞の手ほどきを受けたりしている。
(男が白無垢を着ることはおかしいとは、微塵にも思っていない。)

口調は両親の影響を受けて少々古めかしい言い回しに鉛が入っている。
一人称も本来は「妾」なのだが、若き父の頃の話を聞いて、自分も一人前になるまで「私」でいようと変更。
いつか自分が志すような人材になれたその時、一人称を戻そうと思っている。

*5/24 素敵なご縁を頂きました!
清燐さん【illust/68865604

からん ころん からん ころん♪

ぽかぽかお天道様が笑う、お散歩日和。
今日も今日とて、どこに行きましょう。
この前はあちらに行ったやろ? その前はこっちへ歩いたなぁ。
なんでやろね、今日はなんだか素敵なことが起きる予感。
そんな足取り軽い道の先。そこで御前様を見つけたんよ。

「こんにちは~。御前様、とても綺麗な御色どすなぁ」

晴れ渡る空を映したその人に、私は思わずお声をかけた。
そりゃ仕方ありませんやろ? あないに綺麗な御空の色、私は見たことあらへんかったもの。
その人は私の言葉に驚きながらも、「ありがとう~」とふにゃりと柔らかい笑みを浮かべはってね。
それが、彼―清燐さんとの出会い。

彼は私の周りにはないきらきらで溢れてはってね、私は彼にとっても興味を惹かれたんや。
彼はどうやら「料理」に興味があるそうで、美味しく食べることが好きなんだとか。
夜にお伺いさせてもろた御店の料理もどれも素敵なものばかりやったの。
まるで私が好きな染め物がはためく風景を一枚の御皿に描いたみたいって、初めて見た時は感動したわぁ。

「清燐さんの御料理はどれも色鮮やかで素敵なものばかりやねぇ。しかも美味しい物ばかり。」
「私、こうして物をおいしゅう食べることをあんまり意識したことなかったんやけど、御前様を見てると私もしとうなってきたわぁ。」
「御前様が作るこのきらきら達、私にもできるやろか?」

彼の話は新鮮なものばかり、いつ聞いても新しい発見に溢れてた。
きらきらと御話してくださるそのどれもが、とっても素敵に思えた。

彼は、本当に綺麗な御色をお持ちなんどす。
はっと目に映る空色やほんのりと夜道を照らす瑠璃色だけじゃない。
好きなものを楽しそうに誰かに語ってくれはるその御口。
きらきらと色鮮やかな美味しい料理を作ってくれはるその御手。
嫌な顔を一切せずいつも柔らかな笑みを浮かべてくれはるその御顔。

彼の全てが、私にはとても色彩豊かで、とても美しく映ったの。
御父様の舞よりも美しく、御母様の染め物よりも鮮やかで、御兄様の縫いぐるみよりも柔らかで。
なにより、私の夢について、笑わず聞いてくださったその御心が、素敵なものに見えて。

だからやろうか。少しでも彼の見ている世界に近づきたいと思ったのは。
普段の習い事に加えて、料理を少しずつするようになったのは。

「清燐さん、最近、私も御前様のように御料理を嗜んでみとるんどす。」
「あんまりにも御前様が熱心にならはってるんやもの。御前様がみている世界を、私も知りたいと思いまして。」
「今はまだ人様の前に出せるような代物やないけど、上達した時に味見してもらえませんやろか?」

美しい舞だけじゃ足りない。綺麗な染め物だけじゃ足りない。
御前様が教えてくれはったこの世界を、私なりに見に行こうと思います。
そして、御前様が教えてくれた「美味しい」を私から贈れたらと、そう思うから。

あぁ、でも、そうやね。もし、それができた暁には、どうか・・・―

・・・
・・


「清燐さん。私の御願いを聞いてくれはらへん?」
「私はずっと両親のようになりたいと思っとった。ずっと仲睦まじく幸せに寄り添いたいと。」
「だから、生涯を共にする御相手様に願いを込めて白無垢を仕立てたいと、そう思っとるんどす。」
「私、御前様の白無垢を仕立てたんよ。私にたくさんのきらきらをくださった清燐さんに。」

『病める時も健やかなる時も、この花が零れ落ちるその時まで、御前様を想い続けます。』
『清燐さん。どうか妾の白無垢を着てください。』


*家族
母:つばきさん【illust/68070281
「御母様、今よろしおすか?
この反物を染めたいんやけど、上手に色が染まらんくて・・・一緒に染めてくれはらへん?」

父:珠姫【illust/68044420
「御父様、今少しええどす?
いえ、最近新しい舞を覚えたから、手ほどきをしてほしゅうて・・・お願いできはるやろか?」

兄:桜珠さん【illust/68812672
「御兄様、そんな心配なさらんでも大丈夫どすえ。
私かて、もうそない幼なないんやから・・・あ、それやったら一緒にお買い物行きまへん?
御母様や御父様に差し上げる小物、一緒に見繕ってくれへんやろか?」

*婚姻について。
成立しました。

何か問題がありましたら、お手数ですがご連絡お願いいたします。


(随時更新中)

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2018-04-30 15:06:31 +0000