---企画目録:祈りの星と願いの旅【illust/66740270】
※主催さま確認済み
---星守---
名前:ギュライ Güray
年齢:16
性別:男
身長:160cm
Magic:温度操作
自らの体と触れてるものの温度を物質的に可能な程度に操る。
触れることのある誰かより、いつもほんの少しだけ体温が高い。
「お前が旅を続けるのなら、俺は星守だ、ついてゆく以外にあるのか?
だが…辞めるのなら、そうすればいい。”お前”以外にも祈星はいる」
自分の意思しかまだみれていない、大人のなりそこない、子供のはみだしもの。
---祈星---
素敵な祈星さまと契約を結び、旅に出ることになりました!
ヤナさん【illust/67906423】
腕をひくのは、道しるべたる極星への指標
願いの的を示す、祈りの星。
「あいにくさま。これでも選考には通ってるんだけど。」
「名前など必要なことは事前にきているだろ。旅にでるならさっさと───
年齢がなんだ、何が気になんのさ。
1年もしないうちにお前の背は追い越す。9年経てばお前と同じ年になる」
指示があった祈星におおきな不満はない。いや、正しく言うと明確に思い浮かぶ理由はないのだ。
だけど優しげに微笑む女性に、喉にひかかる感覚を覚える。
「寄り交わしたい?そういう相手を知っているようにいうな。」
見透かされているようなのだ。彼女に。
最初からいつも彼女は言葉からも柔らかく、頬をなでるように話すのだ。
(もっともギュライの感覚で表現すると、である)
「”亡くなった母と一度だけ話してみたい”そう事前に知っていると思うけど、
信じなくてよいから。願いがないと言ったら大人達はおかしいというし、
一先ず、とそう言ったら同情したように豹変する。
こうして旅をしていく祈星に、そう思われるのは癪だ」
「ヤナはどうして、いいや。いい。もう何を言おうとしたか忘れた。」
─家族がいるのに、シリウスにきたのか─
回りそうになる舌を、寸で飲み込む。
いつもヤナは大切そうに言葉を紡ぐのだ。
その慎重さに、自分の幼稚さを指摘されるような気がして、
でも母には近すぎ、姉というには遠すぎる存在を認めるのに意地をはらせる。
手元は気持ちをなんでも無い風に、藁に石を打ち付け熱を上げ、火を起こす。
「人さらいや魔物から祈星を守るのが俺の役目なんだ。
あんたは背中を任せていればいい。」
「今日も、塔の下にいるから。終わったら声かけて」
星の塔の入り口を見張るように、どかりと座り込む。
ついていかないのは、子供の癇癪に近いのかもしれない。
ふてくされて、態度に表して、機嫌をとるために呼ばれるのを待っている。
「もし子供が、小さなうちに”親の顔を覚えてないうちに”離れてしまったら
子供は覚えていないだろ。親は子供の顔を知っているのに、覚えているのに
ずるい。」
ギュライの母は祈星だった”らしい”。
記憶もないころに、亡くなっている”らしい”。
しばらく旅するころには、口数が多くなってしまい、そんな言葉をヤナにこぼしてしまう。
「俺は星守でありたいんだ。」
この世界になんで、こんな”人”たちが現れてしまうのだろう。
昔もっと小さかった頃に抱いた疑問がまた顔を表す。
彼らは、彼女らは星なんてものじゃないのに。
(随時編集いたします)
---申請・交流について---ありがたくも申請を頂戴した場合、また返信をさせていただく場合は
できる限り24時間以内にメッセージをお送りさせていただきます。
もし48時間以上アクションがない場合は不着の可能性がありますので、
再送いただくか、取り下げていただくか、ご都合に合わせてご対応をお願いいたします。
恋愛の有無も性別も問いません。
拙宅のキャラクターに不可な要素はありませんので、相性でご縁を結びたく思います。
どのようなエンディングになろうとも、二人ならではの関係であれば幸せです。
片思い、離別、メリーバッドエンドなどの要素を含むものであってもご相談ください。
(可能ならば…我儘を申しますと、彼の心からの願いを与えてくれる方だと本望です。)
2018-03-18 11:28:59 +0000