緋村 椿(himu)★ーー祈りの星と願いの旅【illust/66740270】
淡い金色 白い外套、ふわりと被り
星の輪っかは、きらきら、きらきら
星は祈る。 ーー世界のために
星は微笑む。 ーー空を見上げると首が痛くなるのは、焦がれる願いがあることを知っているから
ずっとずっと、探してる。わたしの片割れを、探してる。
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★スーリール
12歳｜♂｜165cm｜一人称：私（俺）二人称：貴方（お前、アンタ）
左の首筋に双子座の痣。天使の輪のような星を宿す。触ろうとしても透ける。
長い金髪はカツラ。塔に戻ってきた時に被ってた。地毛は短く黒髪。
名前はなかったが自分でつけた。
★にんじん(♂)
スーリールのペット。
チョウハリネズミという種類の真っ白なハリネズミ（オシジナルの生物）
白い体毛と蝶のような尻尾が特徴。「ちぃ」「ぷぎゅ」と鳴く。
警戒心が強いが慣れるとふてぶてしい。誰に似たのやらというのは飼い主談。
スーリールの肩に乗っかっている。手の中で眠るのが好き。
名前の由来：この子の好物だから。
★(2018.3.11)素敵な星守さんに巡り会えました！アンジェさん【illust/67448346】(アンジェさん、星守さん→???）
その祈星は2年ぶりに戻ってきた。満身創痍の体を引きずり、たった一人で。
駆けつけた塔の役人に祈星は微笑み、凛とした声でこう言った。
「あまり騒いだら皆が不安がってしまいますよ...？私は大丈夫ですから」
街の皆が不安がっているのが聞こえる。
無理もない。世界の希望たる祈星がこんな状態で、しかも星守を連れずに戻ったのだから。
すみませんと、心の中で謝る事しかできなかった。
塔に通され応急処置を済ませた所で、すぐ次の星守が決まった。
そして出会ったのはーー
「こんな格好ですみません。私はスーリール。あなたのお名前を教えていただけませんか？」
「アンジェさんですか...綺麗な名前ですね」
この人に守られる勇気を持たなくちゃ。
そして今まで培った全てを使って、この星守を支える決意を
ーーそれから一ヶ月後、ふたりの旅がはじまった。
「見てくださいアンジェさん。綺麗な空ですよ。私達の旅の始まりですね」
✴︎
たおやかな口調と雰囲気を纏う祈星。
生まれてから8歳まで見世物小屋で働かされていたが、星が宿ったためシリウスの塔に保護される。
外見は妙齢の女性に見えるが、12歳になったばかりの少年。
パートナーが死亡したため塔に戻ってきたばかり。
旅だった当時は背が低く見た目も少年らしかったが、背も伸びて雰囲気もガラリと変わった。
今度こそ旅を成功させたいという意思がとても強いが、あまり表に出さない。
背中にクマのリュックをぶら下げており、中には旅の途中で拾った人形や小物などが入っている。
特に捨てられた人形、ぬいぐるみを拾っては綺麗に洗って繕い、新しい家族との縁を探そうとする。
大人しく冷静。表情も基本的に穏やかだが、猫を被っているだけ。
素の口調は悪く性格もツンケンしている。そのくせ博愛精神に富み、世話焼き。小言がうるさくなる。咄嗟の反応は年相応。
自分と星守の身に危険が及ぶ事態であれば星守を頼り、些細なことでもやんわりと振り回すが、自身の精神状態や肝心な時はそれらをひた隠す。
悪知恵は回るくせに、よく考えた上で自分を勘定に入れない。
戦闘能力は星守に比べて低いですが、一回目の旅を経験したことにより、護身術やナイフを扱えるように。そしてズル賢い。智と学びは力なり。
祈星としての使命を受け入れており、祈ることは息をするように当然のことだと思っている。
それでいて、世界のために祈る祈星の自由のない運命と、祈星を守り願いのために命を張る選択をした星守の戦いに思うところはある様子。
「アンジェさんのご家族はどんな方達なのですか？よれしければ聞かせてください。 …そうなのですか。ふふ、賑やかで楽しそう」
「毎晩抱きしめてもらっていたぬいぐるみには涙と涎のアトがあるんです。不安でたまらない夜にはいつだって、それを守っていた人形があったのだと思います」
「…ええ。見惚れてしまいました。火傷してしまいそう」
「貴方が守ってくださる分、私もお支えしたいのです」
「もう少しだけこのままでいさせてください。ふふ、あたたかーい」
☆
リリー
最初、それが自分の事だと気づけなかった。
私の愛称。
いつも通り微笑むことも、お礼も言えなかった。
だって、言葉がでてこないのだ。
リリー？リリー？と心配そうに見上げてくれる彼女と目が合う。
だめ、間に合わない。
視界が、滲む。
滲んだ目からこぼれたそれに驚く彼女に、ようやく言葉を絞り出す。
「………はい…」
星と星が繋がって、物語が生まれる。祈星と星守という点が繋がって、世界と願いに繋がる。
貴方は知らない。貴方の願いより先に私の願いが、貴方に繋がったなんて
名前をつけて欲しかった。呼んで欲しかった。できるなら、このお姉さんに
星は泣いてしまった。 ーー天使の名前を持つ彼女の前で
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何かありましたらお手数ですがご連絡くださると助かります。
それではどうぞよろしくお願い致します
☆CVタグありがとうございます！ロックさせて頂きました
※キャプションは随時更新いたします(2018.3.25)
2018-02-24 15:31:28 +0000