【SDF】シェラヴァイン【第二期】

まつびし
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素敵企画Sag Dem Fruhling【illust/65746960】(身内企画)
あけましておめでとうございます。引き続き、第二期もよろしくお願いいたします!
 1/29 メッセージ送信しました。未着の場合ご連絡ください。

「セレーノへようこそ。ここに来たのは初めて?
夜もにぎやかで楽しい国だけど、苦手だったら静かで落ち着ける場所へも案内するよ」


アレルティア・シェラヴァイン・テロル Alertheia・Sheravain・Terol
(シェラヴァインが名前。愛称はシェラなど)
・セレーノ在住
・男性
・24歳 174㎝
一人称:僕、二人称:君・あなた(年上は~さん、同年代から年下はくん、ちゃん付け) 明るく穏やかな声でゆったりと話す

***家族
父親 イルベルト(お父さん)【illust/66106770
「お父さん、たまにはお祭りの時くらいお母さんを誘ってお出かけしておいでよ。店番代わるから」
母親 シュリアナさん(お母さん)【illust/66106561
「お母さん、この恋愛小説すごくお勧めだよ。仕入れ先で見つけてつい買ってきちゃったよ」
弟 イオアニス君(イオくん)【illust/66568764
「お出かけするの?足元に気を付けて、曲がり角ではぶつからないようにね…僕ついていこうか?…あはは。イオくんももう大きいのに、いつまでも子ども扱いしちゃいけないよね」
「イオくん、結婚おめでとう。最近表情が柔らかくなったよね。イオくんがそんな顔になれる相手と幸せになれて、僕もうれしいよ!」

***人物
セレーノ国で骨董品店「ミロワール(Miroir)」を営む父親の元で、仕入れを主に各地を行き来する商人。
骨董品はもちろん好きだが、父親よりも真新しい商品、様々なものへの関心が高くその見識も広い。
性格は非常に温厚でおっとりとしているが、仕事に関してはシビアで抜け目ない一面がある。
両親の影響か、テロルの血筋からか、他人に尽くすこと、人の喜ぶ顔を見ることが好きで
そのための労力は惜しまないお人好し。
大祭では商人の血が騒ぐのはもちろんのこと、両親のように運命の人と出逢うことを夢見ている。

***スキル
【アレルティアの瞳】*アレルティアの血統を示す魔力を有す瞳。何も通さず裸眼で覗き見たものの真実を映す。生物に対して使う場合は相手と瞳を合わせる必要がある
【狂わぬ針】*その時計盤は正しき時間を示し続ける
【ド近眼】*眼鏡は顔の一部です

***種族(詳細は両親のキャプションを参照ください)
(アレルティア/テロル)

🌼🌼🌼素敵な運命の相手と出逢えました!**
オーブラカ国 マーシャーンさん【illust/66631561

三十年に一度の大祭は、見知った景色であっても特別な装いに真新しく映る。
オーブラカ国に仕入れと観光を兼ねて訪れ、よく当たると評判の占いの店を見つけた。
大きな杖を携えた、美しい店主が笑顔で出迎えてくれる。
「僕はこの大祭で運命の相手と出逢えたらと思っているんだけど、その人にもうすぐ出逢えるかな?」
本心が半分、あとはこの店主に対する好奇心と興味が半分あった。
結果を告げられた後も雑談が盛り上がり、一時の邂逅にして終わるには惜しいと思うほどだった。
「君さえよかったら、また逢って話をしてほしい。占いの話ではなくて、君の話が聞きたいな。僕はシェラヴァイン。シェラでいいよ」

「マーシーさん、ここのスイーツ店隠れた名店なんだって。一緒にどうかな?」
「お祭り期間でも僕のお父さんもお店にこもっていることが多いんだ。マーシーさんも稼ぎ時だろうけど、僕と一緒に過ごしてくれて、楽しいと思ってくれてたらうれしいな」
「マーシーさん、はい、こっち側歩いて。やっぱりお祭りだと人が多いね」

「オーブラカはどこもごはんが美味しくて、自然も豊かで見て回りたいものが尽きないね。一週間じゃ回り切れない」
「この数日、あっという間で…出会って間もない人とこんなに自然と楽しく過ごせるなんて、初めてだったんだ。それがこれきりのご縁だなんて思いたくない」
「マーシーさん、僕はあなたが好きだよ。できれば友人としてではなく、ひとりの男として、あなたとこれからも過ごしたい。また、逢いに来てもいい?」
眼鏡の硝子越しに、瞳を見つめて笑いかける。
いっしょに過ごしている間も、レンズをずらしてその心を探ろうとしたことは一度もなかった。
心を知りたいと思う必要がないほど、共に過ごす時間が心地よかったから。運命の相手とはこういう人なのだと思った。
「逢えない間も手紙を書く。長い手紙になるだろうけど、読んでくれる?」

それから少しばかりの時が過ぎて、たくさんの手紙と想いを繰り返しつづった。
この世界に君がいると知ってから、見る景色は変わって見えた。手紙に書くことが増えるごとに、朝の静けさ、夜の寒さがつらいことも知った。

年に数度は会う機会もあったけれど、お別れの時間はそのたびにつらくなるものだった。

そして、何度目かの春――――

「マーシーさん、久しぶり。ようやくお父さんの跡を継いで、お店を持つことになったんだ」
「これでも急いだつもりなんだけど、待たせてごめん、なんて言いながら、僕が待てなかったんだけどね」
「あなたからもらう手紙もうれしいけど、顔を見て声を聴ける喜びにはかなわないや。だから、マーシーさん、これからは僕の隣にいて。同じ景色を見たいんだ」

これからはさよならもまたねでもない。
ただいまといってお帰りなさいと告げる、そんな温かな絆を繋いでいける、シェラには占いや予知の能力はないけれど、幸せな予感があった。



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2017-12-31 16:04:35 +0000