企画元【太陽と月 はじまりのカタチ】illust/64996896
「やあ、こんにちは。僕はアロンヴェール第一王子ヘイダルだ」
「美しい国だろう?この国を僕は心底愛している」
ヘイダル (Heydar)
500歳(人間で20歳)176cm
一人称/僕 二人称/きみ
◆魔法大国・アロンヴェールの王子
王家で最も優れた魔法使い
性格は穏やかで真面目。毎日父王と共に政務をこなしている
父王が亡くなった妃一途な人なので側室妾は居らず兄弟はいない
一人っ子王子なので王位を継ぐことになっている
結婚に関しては国のためと割り切っているが
政略結婚と言えども仲睦まじかった両親を見ていたので
自分もああなれたら…と心の底で思っている(笑口には出さないが)
国立図書館でよく過ごしている
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お嫁様◆【蛍火の国リュシオル】
クロラ・デ・リュシオルさん illust/66039209
「やあ、はじめまして。蛍火の姫君。僕はアロンヴェール第一王子ヘイダル」
「末永くよろしく………僕のお嫁さん」
「何も緊張することはないよ、クロラ」
「クロラ、君の国にはどんな物語があるんだい?」
「ああそうだ。いつかリュシオルを訪ねて、君の舞う姿を見たいな」
「君の角は確かに立派だけど大丈夫、僕は案外丈夫だから平気だよ」
「所詮僕らの関係は政略結婚だ。
だけど僕はきみと………」
遠い月の大陸からやって来た僕のお嫁さんは青空に舞う純白を見て
美しいと言った
この国を美しいと言う君はもっときれいだった
君と恋をしてみたいと強く思った
「クロラ、僕の純白の君
愛しい君へ どうか僕からこの花を贈らせてほしい」
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太陽の大陸【魔法大国・アロンヴェール】
名産:魔法加工が施された花や装飾品、工芸品等
国民の過半数を魔法使いが占めている歴史ある魔法国家
魔法使いと魔法使い以外の国民の差別などはなく穏やかで平和な国
国民たちは総じて長命
通年を通して魔力を持つ満開の花が咲き乱れる
王宮の側にある国立図書館には
国の始まりから今現在総ての膨大な記録が納められ続けている
【魔力を持つ花】
アロンヴェールを象徴する花
名称はなく国の至るところに咲いている
色は純白で形はティアドロップ型の花弁が6枚
大きさは大人の掌ぐらい
色や形を様々に変えることができる
魔法加工を施したものを職人たちが装飾品等の工芸品や薬雑貨等に加工する
生花をアロンヴェール国外に持ち出そうとするとたちまち枯れてしまう
婚姻の申込みの際には何も加工してない純白の生花を相手に送る慣わし
2017-11-12 09:34:22 +0000