太陽と月 はじまりのカタチ【illust/64996896】
こちらの素敵な企画に参加させて頂きます。
◆ ミア ベヒトルス
王女 / 16歳 / 158cm / 栗毛 / 翠眼
←お忍び時 / 母国のドレス姿→
「本の中だけで見ていた世界が目の前に広がっているのだもの…!知りたいことが多すぎて目が回りそう!」
「この格好ですか?街に下りてみようと思って…!民のようすを知るためには、街を見てみるのが先決だと思うので…えっ だめですか?!」
「…やっぱり、女が政を語ってはいけませんか?」
アステリア王国の第四王女。
明るく純真で、あまり人を疑おうとしない。
世界のすべてのものに関心を抱くため、すぐに「あれは何?これは何?どうして?」と周りに質問をする。得意なのは運動より学問だが、行動派で、すぐに街の様子を見に行こうと出掛けてしまう。
また読書家で、政治論も物語も何でも読む。
特に幼い頃にしてもらっていた寝物語がとても好きで、下に王子が生まれてからは物心もつかない弟に向かって懸命になって冒険譚を語っていた。
生まれつきの肝の太さは祖父から譲り受けたもので、「男に生まれていれば」と嘆息されていた。
後継権を失ったことについては長らく修行をしていたため、豆鉄砲を食らった鳩のような気持ちだが、弟が生まれた嬉しさの方が勝っているらしい。
婚姻に関しては、書物などで読んで憧れていた太陽の大陸に到着して興奮しているため、まだそれどころではない状態。
王子のことはよく知らないけれど、優しい人であったらいいな、自分も相手の役に立てたらいいな、くらいに考えている。
しかし、こんなに花嫁修業の出来ていない王女を相手は許してくれるだろうか、と少し不安気味。
◆【アステリア王国】
鍛冶の技術の発展した、そこそこ裕福な大国。
生活には常にランプが必要であり、国民が仕事をする時にも炉に灯すため、国は常にどこかしらで明かりが点々としている。
国民にとっては当たり前の風景だが、ミアはそれが好きで、よく「星屑が映り込む海面のようだ」と喩える。
特産品はゼンマイ仕掛けの時計。国独特の設計によって、より正確な時間を刻む代物だと言われ、貿易でも頻繁に取り引きされている。
✩素敵なご縁を賜りました!(11/18)
ミロン·クラースナヤさん【illust/65885591】(旦那さま、ミロンさま)
―― はじめて見たのは、一面の銀色と、ひとりの男の子の釈然としない表情だった。どうしてだろう。…分からなくちゃだめだわ。これからはアステリアの代わりにこのひとを守っていくべきなのに。
「旦那さま、これが…雪ですか?本でしか見たことがなかったけれど、きらきらしてとっても眩しいのね…!不思議!」
「旦那さま!私とお出かけしませんか?この国の色んな事、教えていただきたいんです!………嫌ですか?」
「―それで、月の大陸では…旦那さま、眠たかったら眠ってもいいんですよ。これは、寝物語ですから」
「…また、怒らせちゃった」
――一面の雪に白い光の反射するこの国で、彼はいつもどこか苦しそうにしている。…何か嫌なことがあった?悲しいことがあったの?……分からない。このひとは私にとって世界の秘密の全てみたいだ。
「旦那さま、………泣いているの…?」
――このひとが涙を流しているところをはじめて見た。花が羨ましい、なんて場違いなことを考えてしまう。だって…綺麗だ。どうしてそんなに綺麗な涙を流すの?気になってしまう。ほら、もっとあなたの全部が知りたくなってしまう。
「苦しいのなら、息が詰まるのなら、…空気を変えればいい。呼吸の仕方を変えたらいい。…変えていきましょう?大丈夫、私がついています」
「私は、あなたの味方です。いちばんの味方で、いたいの…!だから。さあ、この手をとって…!」
――そう、だって私は 国と、 あなた を守りに来たんだもの。"代わり"じゃなく。私がそうしたいの。
だからお願い、あなたをもっと私に見せて。わくわくと胸を高鳴らせて。世界の秘密に、触れさせて。
「あなたって私の不思議のぜんぶ、…太陽みたいね、旦那さま!」
◆婚姻は、キャラクターの設定上勝手ながら嫁入りを希望させて頂きます。(もちろん相性次第だと思いますので、その他の場合もご相談いただけたら…!)
お返事は即日〜3日以内にさせて頂けたらと思います。
交流に関しましては内部、外部ツールにてイラストや漫画、お話等させていただけたら嬉しいです。
◆不備・問題等ございましたら、お手数ですがご連絡いただけると幸いです。
2017-11-12 06:39:19 +0000