✧九十九路の羅針盤【illust/60865485】
✧ヴェルダンディー/女性/156cm/15歳
一人称:私/二人称:貴方
ポイント 650pt (強靭:50 知能:350 器用:60 機敏:70 幸運:120)
✧前世の器:ヴァラファール【illust/63642186】*絆は結んでおりません
流刑地について種族についても上記をご覧ください。
器たちの記録はこちらから【novel/8226072】
愛するひとであり父であり、ずっと大切なひとたち【illust/63029354】【illust/66764596】
前器ヴァラファールが愛した村娘の魂と、二対のギョクの一片から生まれた人の子。
獣のギョクは粉々に砕け、生まれ落ちた娘の手にわずかに残っていた程度。
流刑地のことや、己が何者であったかを明確に覚えてはいないが、自分であった者たちと
それらが愛した者たちの記憶は幼き日に聞いた昔話のように深く記憶に刻まれている。
ヴェルダンディーの暮らす町は流刑地の麓に位置するが、彼女がそこに辿り着くことは恐らくない。
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そびえ立つ山々に守られるように囲まれた、小さな町がある。
元々は周囲の山に訪れる旅人たちによって築かれた安息の地だ。
ある日、町外れの教会で赤ん坊が見つかった。
手には何か赤いものが中で流動するガラス片が握られており、包まれた黒い布から覗く顔や足には生まれつきであろう痣があった。
見つけた修道女は彼女に不思議な力を感じ、ヴェルダンディーと名付け娘のように育てたのだった。
【とある修道女の手記】
言葉を話せるようになると、彼女はまるで自分が経験したことのように
ぽつぽつと物語を話しはじめ、親代わりの私を度々驚かせた。
はて、一体どこで聞いた物語なのか・・・なんでそんなことを知っているの?と問うと
「わからないけど、大切な人たちの話」と愛おしげに言う。さっぱり意味がわからない。
ただ、彼女は不思議なことを言えど、その他は何の変哲もないありふれた少女に違いなかった。
友達を作ったり恋をしたり、きっとこの先色々な経験をしていくのであろう。
彼女の言う大切な話の一つに、いつか彼女自身の人生が刻まれますように。
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既知関係はアフターもゆるりと募集しております。何か御座いましたらお声がけくださいませ。
ここまでご縁を紡いでくださった皆様、主催様、そして閲覧してくださった皆様、本当にありがとうございました!
素材お借りしました(illust/43349050)(illust/36469992)
※キャプション随時編集致します。
2017-11-06 06:31:56 +0000