「ねぇ団長、一つ聞きたい事があるんだ。このお守り。これに含まれてる物質は魔法の力を狂わせるって前に言ってたよね。だったらさ、これで僕の封じに影響を与える事ってできるかな?」
動けるようになってすぐ団長の元へ行く。
団長は僕の酷いかっこうを見て血相を変えたけど、大丈夫な事を示すと安堵の息をついて質問に答えてくれた。
「君の封じがどういったものか分からないが、そうだな。封印魔法の類であるなら間違いなく影響を受けるだろう。それにより封印が破れるまでいかずとも緩んだり不具合がでる事はあるかもしれない。ただそれにはこいつを摂取する必要があると・・・ん?待てよアウル。封印をどうこうしたいって事は」
「そうだよ。ちょっと元の姿に戻りたいんだ」
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というワケで流石に人型のままだとあの怪物【illust/64828570】相手に分が悪いということで一時的に元の姿に戻りました。
そのままキトを取り戻す為戦場にログイン。
アウルの封じは体自体にかかってるものと装飾品に付与されてるものとの二つです。
装飾品の方は自分で外せないだけでそれなりに力のある他人なら割と誰でも外せる(ので今回は団長補佐に外して頂きました)。体にかかってる方は強固な為、魔狂いの石(キトのお守りの残骸)【illust/64204179】を使って封じを緩めてから破った感じ。ただ力が全て元に戻ったわけではない様子(75%くらい)。
■お借りしました↓
キャプション内ですがハロルド団長【illust/64000088】
ブレアさん【illust/64083602】
少しですが・・・!(アイテムが体に与える影響について医学系の方に聞きに行った感じ)
アルメーダさん【illust/64012378】
キャロルさん【illust/64051034】
■アウル【illust/63981717】敵みたいな面構えの竜ですが味方です。サイズは画像の通り巨大。声が特殊な為肉声はほぼ使いません唸ったり呼吸音で威嚇したりするくらい。会話は念話。本当はブレアさんと同じく本性に戻るのは大分抵抗がある。
■不都合などありましたらパラレル&スルーでお願いいたします。その他問題がありましたら連絡を下さい。
キャプションの不備はその都度直します。
2017-09-09 18:27:36 +0000