最終更新日:2017/07/25
■企画:九十九路の羅針盤(illust/60865485)
名前:烏田清十郎(グラン・デ・ジェネロッゾ烏田)
年齢:177歳 / 性別:両性 / 種族:マッドネスクロウ(妖)
一人称:それがし / 二人称:そなた / 口調:芝居がかったキザな言い回し。何もないところに向かって呟く独り言が多い。
羅針盤:月光 / ポイント:300P(S0/I0/D0/A0/L300)
初出:第1期(illust/61624601)
■人物像
葬送歌劇団創設者、グラン・デ・ジェネロッゾ烏田そのひと。
立派な目的を持ちながらも、準備は足りないまま、勢いだけで劇団を設立。
当人の人柄だけでこじんまりと運営していたが、
その道半ばで自らが妖になりつつあること気づく。
自身の変化を相談できる相手もなく、この先自分では劇団を引っ張っていけないと思い、
養女のように可愛がっていたアリスに劇団を託し、姿を消した。
山奥で人目を避けて暮らしつつも、劇団の行く末を常に気にしていた。
100年以上経った今、その身は完全に妖となり、不老と雌雄一体の身体となった。
視力は完全に失われているが、死した魂との会話で日々の生活を成り立たせている。
しかし、あまりにも鮮明に死者の声を聞きすぎるせいか、
話している相手が生者なのか死者なのか、わからないようなそぶりも見せる。
生者との関わり方を忘れてしまった烏。
今になって生きる者の世界へ姿を現したのは、わずかに残った生者としての自覚からか。
それとも、これまで彼が声を聞き、門出を祝福してきた死者たちが、生者の世界へ戻れと導いているのか―――。
■種族:マッドネスクロウ(妖)
目元に生える羽根(目尻羽)と黒い鳥の翼が特徴のカラスの亜人。
この世を離れる魂に別れを告げる種族と言われており、人や物の魂とわずかな時間会話する能力があり、本能的にその声を無視できない種族。
よく葬儀場やゴミ捨て場でブツブツ喋っている姿を目撃されるため、彼らをよく知らない者からは気味悪がられている。
わかりやすい特徴である目尻羽(めじりば)は、隠してもはみでてくるし、切ってもすぐに伸びる。
抜いても即新しものが生えくる…と非常に逞しい生命力で存在を主張してくるため誤魔化すことは困難。
そのため正体を隠して生きることも難しく、自然と人目を避けて暮らすようになった。
長き時を生き、雌雄一体の妖となった。
婚姻の際は相手の性別に合わせ、自らはどちらの役割をも果たすことができる。
光を映さない瞳は彼岸を見ていると言われ、死者の声を聞くことに特化している。
反面、自分がまだ生者であることを忘れてしまうのか、現世のことについては疎い。
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2017-07-24 16:30:38 +0000