【九十九路】シエル=エストレラ【最終期】

HonD
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【九十九路の羅針盤】(illust/60865485)の最終期に参加させていただきます。

その青年は、国に起こった数々の奇跡を知っている。
 国民の耳を楽しませる音楽も、国と国を結ぶ道々も、王宮で眠る美しい精霊の姿も。
  最初は何も無かったのだ。
   どこまでも高い青空の下、もっとたくさんの知らないことが待っているだろう。
    美しい「路」は、数えきれないほどあるのだから――


■前期
親:ルーセント=エストレラ/スノヴィジェーニエ代表者(illust/63320237
「ルーセント父様、今の代表の任期が終わったら、きっとロタール父上と共に空の果てまで往くのだろう?
ん……責めてるわけではなくて、ええと……きっとこの国はもう大丈夫。俺もいるし……。
父様は自由にしてるのが似合う、と思うから……心配しないでください、ってこと」

親:ロタール・パピルナ・タービュレンスさん(illust/63338154
「ロタール父上、医術についてのおすすめの書があったら、また教えてほしい。
それと、…んー……上手く言えないけど、もし遠くへ行くことがあっても……たまに顔を見せてくれないかな。
……寂しい、から……」

■所属:スノヴィジェーニエ(illust/63917693

シエル=エストレラ
性別:男性 年齢:18歳(外見年齢は15~16歳くらい) 身長:171cm
ポイント:300pt(強靭:20 知能:120 器用:40 機敏:30 幸運:90)
※新規扱いとなります。

小さい頃、転んでひざを擦りむいたことがあった。
本当に些細な傷で、きっとよく洗って清潔にしていればすぐ治るだろう。
しかしそれを見た父は、丁寧に消毒をして布をあててくれた。
いつもの自由人然とした姿からは考えられないほどてきぱきとした姿だったので、思わず驚く。
『たとえどんなに小さな傷でも、あとが残ることだってある。だから見過ごしちゃいけないって、ロタールが言ってたんだ』
――大切な存在なら、なおさらだよ。

その父の言葉が、まるで魔法のように忘れられない。

スノヴィジェーニエ国民は気性ゆえか、怪我や病気が極端に少ない。
たまに「何故この国で医師を目指そうと思ったのか?」と旅人に聞かれることもあるが、そのたびに昔を思い出しながら、こう答える。
「たとえどんなに小さな傷でも、見過ごしたくないと思って」
この国が、国民が、何よりも大切だから。


スノヴィジェーニエ国に住む、医師見習いの青年。
父であるロタールの影響で医療技術を学び始め、スノヴィジェーニエ国始まって以来の本格的な病院の建設を目指している。
そのために見聞を広める必要があるので、他国へ旅に出ることも多々ある。
口数少なく、淡々とした口調でしゃべるためぶっきらぼうに想われがちだが、実際は丁寧で穏やかな性格。
真面目で堅実なタイプだが、たまに天然で子供っぽく、抜けている面を見せることもある。
夢の魔力が非常に強く、他者の夢に介入できる他、指を鳴らした音を合図に相手をすぐ深い眠りに落とすことができる。その間寝ている者は痛みも感じないため、これを利用して麻酔代わりにしようかとも考えているが、いくらでも悪用できる強力な魔法だと承知しているため、事前に双方の合意が無いと使用しないことにしている。
父であるルーセントの影響で音楽に合わせた舞が得意で、その舞には見た者を鼓舞したり幸運を引き寄せる力がある。
ただしあまり人前に立ちたがらない性格なため、披露する機会は少ない。

■素敵な絆を結んでいただきました!
圓呪術の街(ラグレタリア)/代表ゼスタシア・ラグレタリオスさん(illust/63706780

■その他既知関係について
どんな関係でもお気軽にご連絡いただければと嬉しいです。また、所属・移住についても特に制限ありません。

何か不備等ありましたらご連絡ください。
キャプションは随時変更・追加します。

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2017-07-22 14:46:43 +0000