小栗マオ「無事山までの道のりを見る事できたし、そろそろ帰ろっか。」
間つくし「マオ…ちゃん…。」
小栗マオ「どうしたの?つくしちゃん。」
間つくし「何か…何かが触って…。」
■(左から右へ)
ヤンボシ:宮崎県、鹿児島県でいう山の怪。宮崎では夜中に山へ行くとヤンボシが隠すといい、とくに坊主が首を縊った所には必ず出るという。鹿児島では夜の山道で出遭う大きな人の影の妖怪をヤンボシと呼ぶ。
覆い掛かり:広島県の妖怪。歩いていると後ろから覆い掛かってくる。
セコ:集団移動する子供姿の妖怪。通り道に山小屋があれば小屋を揺さぶり、なば木があれば倒していくという。また、山中では木を伐り倒す音などを真似る。
後追い小僧:神奈川県の妖怪。主に4~10歳くらいの子供でかすりや毛皮、ぼろむしろを纏った姿をしているという。山に入った人の後を追い、振り向いても木や岩の陰に隠れてしまう。道案内をするように前を歩くこともある。
アグトネブリ:岩手県の妖怪。闇夜に歩いている人の後をつけ、踵を舐める。
椿女郎:福井県の妖怪。毎晩椿の古木が生い茂っている所に現われては道行く人の袖を引いたという。
釣瓶火:『画図百鬼夜行』に載っている妖怪。『百物語評判』の「西岡の釣瓶おろし」を題材に描かれたと考察される。
■セコミチ 前編:廃屋【illust/63818148】
セコミチ 後編:山中【illust/63947573】
2017-07-14 12:47:37 +0000