小栗マオ「ほぉら、つくしちゃん早く早くぅ。見失っちゃう。」
間つくし「待ってよマオちゃん…。何か…ついてきてる気がするよ…。」
(ペタペタコツコツヒヒヒヒヒ…)
■(左から右へ)
一反木綿:鹿児島県の妖怪。一反ほどの布のような形をした怪物。一反木綿が出るという神社の前を子供たちが通る時は走って通り抜けた。最後尾の子供を一反木綿が襲うからだという。また、暗くなるまで遊んでいる子供を巻き込んで飛び去るともされる。
べとべとさん:奈良県の妖怪。足音がついてくる怪。
コワイコワイ:北海道、青森県、関東、山梨県、岐阜県、北陸、大阪府、奈良県、広島県、徳島県、高知県、佐賀県、大分県、沖縄県でいう妖怪の総称または児童語。
足高蜘の変化:『曾呂利物語』収録「足高蜘の変化の事」に出てくる蜘蛛の化け物。鉄漿をつけ、髪を振り乱した六十歳ぐらいの老婆の姿で栗の大木の又に現われ、人を見て笑う。これに出会った男が寝ている所に再び現れたので切り付けると大きな蜘蛛の足だけを残して消え去った。
ガモジン:宮崎県、鹿児島県でいう妖怪の総称または児童語。宮崎市などでは「泣き止まないとガモジンが来るぞ!」と言っていたという。
張り付き婆:北海道、神奈川県に現われた老婆の怪。北海道に出たものはホテルの6階の窓に張り付いていたという。神奈川県の寮に現われたものは骨と皮ばかりの痩せ細った姿で青白い顔をしていたといい、手洗い場にこの老婆が張り付いていたという。
セコ:セコは毎年決まった道を通ると言い、通り道を塞ぐと祟りがある。そのため、大分県佐伯市では「セコの通り道」として家の塀に切れ込みや穴を開けておくところもあったという。
■別府の高架下商店街を基本イメージとして、いろんな場所の高架下商店街入り口を混ぜ込んだ感じで描いてみました。商店街じゃなくとも夜の高架下はかなり暗いと思う。
セコミチ 前編:海辺【illust/63789329】
セコミチ 前編:廃屋【illust/63818148】
2017-07-10 12:46:48 +0000