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みも✧九十九路の羅針盤【illust/60865485】
「君はどこから来て、そしてどこへ向かうのかな？僕に聞かせてくれないかい」
「まだまだわからないことだらけで、試行錯誤の毎日さ。まあ人生なんてそんなものだよね」
「この扇子？ええとちょっと照れるんだけど、父さんの真似っこだよ」
✧今期代表 センネブラム
年齢：22歳 身長：176cm 一人称：僕 二人称：君
羅針盤：明星 200pt［強靭：21pt 知能：60pt 器用：48pt 機敏：21pt 幸運：50pt］
ルピネラの元舞手の男性とアルニラグローブの代表との間に生まれた青年。
より双方を発展させるため、と代表を任された。
アルニラグローブの民らしいおおらかさと穏やかな性格、ゆるりとした口調の中に父親譲りの怜悧が見え隠れする。
✧前期代表 ロサメルテア【illust/63029081】
「心配は要らないよ、母さん。僕はちゃんとやるべき役割は果たすよ、知ってるでしょ？」
前期絆相手 元舞手 «若風» ヒエン様【illust/62936214】
「森の皆が父さんに感謝してる。こんなに沢山のことをしてくれた、ってよく話してくれるんだ」
「母さんと一緒にまたゆっくりしに来たら？二人きりになれるところ、用意しておくから」
今期絆相手 舞手 «珠姫» アルグリット様【illust/63551745】
「次ルピネラに帰るときのお土産は何がいいかな？考えておいて」
「君の舞をいつも近くで見ることができないのが残念だなぁ。これからますます魅力的になっていくのだろうね」
✧海漂森珠アルニラグローブ
流通経済にも明るかった先代の絆相手の協力を得て、ようやく貨幣制度が導入された。
よく市場に出回っているものとは違い、森の民になじみ深い螺鈿とガラスで作られた硬貨、質の高いルピネラ産の素材を利用した紙幣は訪れた者のお土産としても人気となっている。
また、これまでは海を漂うこの森の位置は森の民たちの読みや商人・漁師の勘などから割り出されていたが、ルピネラの星読みや海流などより正確性を持った航路が確立された。
海図は今もなお更新され続け精度を増している。
文化的な面では、リアンノードとの絆により音楽・演劇好きであった民であるが、ルピネラとの縁によりさらに音楽、特に舞踊への関心が高まっている。
森に作られた小さなステージでは、興行の無い常時でも幼い子供や少女が楽しそうに舞う姿が見られるようになった。
そして貨幣制度の導入により、商業にも発展の兆しを見せている。
森の自然を壊さない程度に整備された居住区・連絡通路は訪れる人がより安全に過ごしやすくなっており、従来からあるガラスの照明と相成って整った、美しい景観を作り出した。
✧絆について
素敵なご縁をいただきました！
メイレンユイ一族 セレネ様【illust/63285240】
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貝が人魚に恋をしたなどと言えば君は笑ってくれるだろうか
「ようこそ真珠の森へ。
驚いたかな？ここでは昔から森の代表がお客様の出迎えをするんだよ。歓迎のしるしにね」
「あはは！口を開くと印象が変わるっていうのはよく言われるよ。
父のような威厳は僕にはないけれど、この森にはきっとこれで良いんだと思っている」
「一緒に足を海に浸してお喋りをしようか。
ほらこうすれば、君のその夜空みたいにミステリアスな指先を僕が触れていてもずっと話していられるから」
「君と出会う前までの僕はどうしてたのかがまるで思い出せないんだ。
こんなにも海に浮かぶ月は遠かったんだね」
「アルニラムは昔から海に寄り添ってきた。
海で産まれて、波と共に揺蕩いながら生きて海に還る。
君のご先祖様も海から来たのなら、きっと僕たちが出会うのは運命だったのかも、なんてね」
「あぁセレネ、君の声をこうしてずっと聴いていたいよ。
君は生涯の誓いを立てることと声を得ることは不釣り合いだと言っていたけれど、
魔法の泡なんて無くたって自由に君が好きな話をして、幸福に頬を染めて笑っていてほしいんだ」
「だから僕も誓おう。愛してる。どんな君だって大好きだよ。これからももっと色んな君を僕に見せて」
「君はいつでも魅力的だけど、僕といる時の君が一番綺麗だと思っているよ。
どうか僕の隣にいて。その瞳で僕だけを見つめていて。
ねぇ知ってた？僕は君が願うことはなんだって叶えてあげたいくらい君が好きなのさ」
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2017-06-25 06:38:44 +0000