【九十九路】神様の眠る地 シラハネ【第五期】

梶木
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九十九路の羅針盤企画様【illust/60865485

前期:神様の眠る地 シラハネ/四代目神端 祥雨【illust/62933161
「ケイカ様を連れた父様が帰ってきて、家族皆揃ったあの時間が好きでした。今でもよく、思い出すんです…」
「父様の代わりになりたかったんです。皆を安心させたかった…。なのに私には…出来ませんでした……」
前期絆:ケイカ・クーヴェレ・ヤカツ【illust/62984338】今期:【illust/63428717
「父親を失った私達のために、父様の代わりにとたくさんのものをくださいました。暖かい人で、私達の側にいてくれて…。
 森に入った馬鹿な娘を、助け出して救ってくださった時の表情はもう私には見えませんでしたが、
 きっと、父親のそれだったのだろうと思うんです…」
「ケイカ様が父様の死をずっと気にしていてくださった事、大きくなるまで気づけませんでした…。
 どうか旅先で、優しすぎる貴方の心が癒えることがあればと願っています。またお手紙が届くのを、妹達と待っています」
「宵丸を抱きしめていると、ケイカ様とナイト達を思い出して、安心します…」

◆神様の眠る地 シラハネ 補足【novel/7857585
 ポイント 200pt (強靭:5 知能:60 器用:20 機敏:10 幸運:105)
周囲を黒い毒の森に囲まれた山脈。
森の僅かな実りを貰い、痩せた土地でなんとか育てた作物で自給自足をしながら、
所々に点在する鉱山から採れた天然石と高地でも育つコツノ岩羊の毛、地酒を売って暮らしている。
30年前にこの地を訪れた研究者と、彼に調査を依頼した先代神端により、毒の森の調査が行われ「抵抗薬」を完成させる。
これにより、森を抜ける一本の道沿いは少しづつ通りやすく安全に整備され、
商人や旅人が以前よりも来訪しやすい環境へとなってきている。
また、「解毒剤」の研究も完成間近まで進められたのだが、最後の一つ、完成に至るまでの素材がまだ見つかっていない。
先代神端の早期死亡による神端不在期間や、五代目神端の負傷といった問題が続き、一時苦境に陥ったシラハネであったが、
一人に全てを任せきりであった神端の体制の見直しもあり現在は持ち直している。

◆五代目神端:深悠-ミユウ- (深悠・ヴェガ) 18歳(外見13歳程)/女性/143cm
先代神端である祥雨とシラハネの民の女性の間に生まれた長女。
子供達の中で唯一先代の力を受け継いでおり、天蛇の姿も持っている。
人々が早期五代目の着任を望んでいる事を幼いながらに感じ、6つの頃より跡を継ぎ五代目神端となった。
父の代わりとなるべく、ひたすらに励んでいたのだが、
8つの時不用意に森に入ってしまい両目共毒に触れ、視界の殆どが強くぼやけている。
罪の意識が強いせいか、それ以来控えめで遠慮がちな面ばかりが強く出ている。
研究者から譲り受けた折れた角に宿る使い魔のヤマイヌとキノコらは、使役しているだけでなく心の拠り所でもある。
研究者が挑んだ「解毒剤」の研究情報を引き継ぎ、完成のための素材を探している。
幼い頃グーラン族に連れられて数ヶ月だけ旅をしたことがあるが、それ以来外に出た事はなく、憧れも抱いていない。
(混血の天蛇姿については四期CS4枚目参照)

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◆絆について◆
作業時間の関係で、少し早いのですが絆可タグを外させていただきました(6/28)
最終期も引き続き参加させていただきますので、よろしくお願い致します。

◆所属について◆
迅速な連絡が出来ない可能性があり不安なため、所属は絆相手様とその関係者様の家系のみに限らせていただきます。
申し訳ございません。

◆不憫等、ご連絡いただけると助かります。


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「人の群れで過ごすのも、悪くないですね。初めてのはずなのに、どこか懐かしい気がします…」

「君のそういうところ、むしろ鈴護に似ているんじゃないかなと思う事があります。
 彼女は――」

「間近で共に過ごすと、情が移るものですね。
 いえ、情が移るだけではすみませんでした…」

「……そこを気にしていたのですか。
 ねえ深悠、どうして君達シラハネの民の爪が翡翠色なのか知っていますか?
 私達は、とっくの昔に――」

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2017-06-16 16:48:29 +0000