【九十九路】夢幻の国 モルフィウム【第五期】


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こちらの企画【illust/60865485】に引き続きお邪魔します。

「何も残らないのは…悲しいね。僕だけじゃなくて他の誰かにも覚えててもらいたいもの」

◆夢幻の国モルフィウム

 -其処は夢が形を成す場所-

 遙か西の彼方、太陽の沈むところ、死の国にほど近い深い山の中にあるという。
 視界に何かがくゆり、けぶる常夜の国。
 “永夜”の時代にモルフィウムと夢幻郷の一部が混ざり合っている為、望めばいつでも自由に行き来できる。
 国の外に出れば実体を失う住人達も郷では実体を保てている。 

 外と内の違いが浮き彫りになり民の間に動揺が走った後、
 月獏の青年の手を借りた“乙夜”によって大掛かりな調査が行われ、その調査結果と共に書き溜められた「ルガルの記憶」が公開された。
 「この夢-モルフィウム-もいつか覚めてしまうのか」「消えたくない」
 鎮かなモルフィウムはそんな声に満ちていた。

 そんな声に掻き消されて、まだ誰も気付かない。夜空の天蓋が揺らめいたことに―…
 ―設定詳細【novel/7791517

◇縹新-ヒョウシン-のルガル
 明星の羅針盤
 ポイント 200pt (強靭:20 知能:90 器用:30 機敏:10 幸運:50 )
 163cm/見た目15歳程/男/一人称:僕、二人称:きみ、名前呼び捨て

 前期:ミチル/乙夜のルガル【illust/62873176
 「父上と兄さんがいるから、僕は大丈夫だよ。」
 前期絆相手:アラタ【illust/62746172
 「父上、これはどうしたら思う通りにできますか?“記憶”にもない事だから、もっともっと教えてください!」
 絆相手今期:セン【illust/63285592
 「兄さん兄さん、まだ見た事ない景色を見に行きたいです。どこかいい所知らない?」

 モルフィウムの何代目かの『ルガル』。
 前任のルガル・ミチルが絆を結んだアラタと成した子。

 モルフィウムで生まれた者で初めて、国の外でも実体でいられる身体を持っている。
 また父の影響か“夢”であるモルフィウムの中では万能に近い能力を持つようになったが、自分の想像や理解の及ばないことはできない。
 受け継いできたポルターガイストのような力や触れたモノに一時的に命を宿す力は国の外でのみ使えるようになった。

 年齢の割に大人びて見えるのは受け継いだ“ルガル”としての記憶があるからだろうか。
 けれどまだまだ甘えたい盛りで、ルガルの役目の外にある時は体当たりのような勢いで抱き着いてくる。頭を撫でられるのが好き。
 「想像力を豊かにするため」「ちょっと刺激が欲しいんだ」などと言っては頻繁に国を抜け出していたら
 いい加減怒られたので最近は「夢幻郷に行ってくる」と夢幻郷経由で外に出たり、
 先祖の縁をだしに使っているがばれるのも時間の問題。
 また、秋の訪れとともに訪ねてくる古い友人の姿を見かけなったのが少し心配。
 
 “乙夜”が「ルガルの記憶」を民に公開したことを受け、新たに書き起こした記憶を定期的の公開するようになった。
 自分の日記も付けてはいるが、今までのルガルの日記が物語のように書かれたいたのに比べ
 彼の日記はメモ書きの様に書かれており他人が見ても意味が解らない。

◇素敵な絆を紡がせて頂きました!
 魂喰らいの魔女・アシュテさん【illust/63500998
 偶然見つけたと思っていたのは気のせいで。引き返さなかった時点できっと覚悟は決まっていた。
 - - -
 それは骨に埋もれていた。
 王/ルガルが自らの頭上に戴く頭蓋を選ぶ場所。

 そこで白い鍵を見つけた。

 周りに在る骨と比べると、今にも崩れそうなほど頼りなげに見える白い鍵。
 そっと手に取ってみればそれは確かな感触を持っていた。

 扉に気づいたのは、鍵を手に入れた少しあと。気付くといつもそこに在る不思議な扉。
 今日は意を決して扉を開けてみた。

 扉の向こうは不思議な部屋で、“魔女”と名乗った女性が僕の姿を見るなりてきぱきと何かの準備を始めた。
 見慣れない造りの部屋、嗅ぎ慣れない匂い。
 「えっと、初めまして?」
 「いちご…は多分嫌いじゃないです」
 「あなたのお名前は?」と聞かれて、扉を開け放ったまま立ち尽くしていたことに気づく。
 そういえば骨も被ったままだ。
 「皆にはルガルとか、縹新のって呼ばれてます。名前は特に無いので…呼びやすいように呼んでください。」
 そうやって僕が被り物を脱ぎ、喋る間にも魔女の手は止まらない。
 「この被り物は王冠の代わりというか…その……」
 どう説明したものかと、しどろもどろになっているうちに魔女は準備を終えたようで
 「さて、お茶の準備が整いました。そちらに座って。ゆっくりしていってくださいね」
 促されるまま僕は席についていた。
 - - -
 それは最初か、何度目かのお茶会の時だった。僕はある噂を思い出して
 「願い事を叶えてくれる魔女のお茶会…だっけ?もしかしてアシュテがその噂の魔女なの?」
 「もしそうなら…僕の願いを叶えてくれる?僕には、僕達には叶えたい願いがあるんだ。」

 「モルフィウムを眠りから覚ます為、僕達が夢から覚める為。魂喰らいの魔女の力を借りたい。」

 「魂でもなんでも、僕が持っているものなら全て差し出すから。」

 最初にそう願ったのは何代前のルガルだったか。
 これは本当に僕の願いだろうか?
 気が付いた時にはそれを願うのが当たり前というように記憶に焼付いていた願い。
 でも、僕も結局それを望んでる。

 ―【】

◇絆について
 国として、個人として、その他種族性別等問わず、素敵な絆を結べたらいいなと思っております。
 友好的な絆を頂ける場合はルガルに「個人としての名」をつけて頂けたら嬉しいです。 

 もし有り難くもお声掛け頂けました場合は即日から3日ほどお時間をいただく場合がございますが、
 出来る限り早めのお返事を心掛けております。
 2日経っても返信がなかった場合は、お手数ですが再送をお願いいたします。

その他、何か問題等ありましたらお手数ですが各種連絡ツールよりお知らせいただけると幸いです。

※キャプション随時編集

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2017-06-08 14:02:52 +0000