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ヨツユ■九十九路の羅針盤【illust/60865485】
「外からの風を通すには、中にも穴がいる。手段なんて選んでる時間はねえからな」
■国名：黒耀の森 夜葛（ヤカツ）
■統率：リオウ・クーヴェレ・ヤカツ
男/24歳/-/羅針盤：雷霆/ 合計200Pt
■前期統率：オルハ【illust/62677572】
■前期絆相手：飛来の賊船クゼリ 船長:カイバさん【illust/62755065】
「オヤジ殿、息子相手に買い叩くのはやめてくれ。
どうせ俺がどうこうするまえにオフクロからたんまり流されてるんだろ。
あいつ等にも交渉ってやつを学ぶ機会をなあ……ｱｰﾊｲﾊｲ、交渉する相手じゃねえよな空賊は」
■前期絆相手今期→飛来の賊船クゼリ コクハさん【illust/63189260】
「足元みるようになりやがってクソ！いつからそんなに商売上手になったんだ？まったくかわいくないかわいくない」
「そうだ、森を出るときでいいんだが上から森の広がりを確認してくれ。俺の目だと距離は測りづらくてな。対価は……花のジイサンが残した果樹でつくった酒……まだ熟成が足りないがお前が楽しみたい頃には絶妙なはずだ、どうだ？」
■妹：シイカ【illust/63272585】
■夜葛分家：ケイカ【illust/63428717】
◇夜葛◇ （国詳細novel/7785273）
霧深い森に抱かれた隠れ里。大地から染み出した毒により、民もいきものも暗色をしている黒き森。
次期統率オルハの【失踪】。
継ぎの要石が消えた恐怖は、里にじわじわとした怯えを呼んだ。森の外を知り始めた民は、そこに括られる自分を思い、家族を思い、
森の変化を注視する。彼女の消えた時間は、森がわずかに広がったことにより民へと理解させた。
変化を呼び込んだ民の元に、彼女を連れた飛来の賊船が舞い降りたのは少し前のこと。
気付きを招いた翼のひとへ、はじめは怯えまじりではあったものの 現在はよい取引相手である。
薬の対価に要求するのはもっぱら【情報】で、荒事まじりの外の話は民へ自衛を意識させ、自由さへ憧れを募らせる。
◇リオウ◇
璃鷹、と書く。飛来の賊船クゼリの頭目と夜葛の民の息子。
空賊団で育てられ、数年前に夜葛の統率を継いだ。前統率の孫。
夜葛の薬方のほか、切る縫う焼くなど必要に応じてこなす、薬師というより治療師。
ざっくばらんな性格。父譲りの狙撃の腕はたしかなもの。
巻貝の耳に6本の羽角、母と同じ特異な力のある血(解毒・浄化・治癒)を持つが、ひとところに括られずに
済んでいるのは人使いがうまいため。時折クゼリの船に足を運んでいる。
創薬より火薬をいじるほうがたのしい。アルコール自体は感じない体質だが、酒場の空気がすき。
花は生えてるわけではない。
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■素敵な絆をいただきました！
嚠喨の楽都 ベルデ・スオーノ ニアレトさん【illust/63554027】
噂に名高い音楽の都を訪れた際にであったどこかほっておけない美しいひと。友人を経てからの婚姻関係を結ばせていただきます。
「ああすまない、君はここのひとかい。ここはいつもこう……たえず何所からか音楽が聞こえるんだなと思ってな。少し話が聞けたらと思ったんだがどうだ？茶の一席くらいは奢るよ。」
「俺は静かな森の生まれでね、こうキラキラした建物は眩しくてしかたがねえんだ。そんな顔をしないでくれ、褒めてるんだ。あそこに見える金属のぐにゃぐにゃしたヤツとかどうなってるんだか。金管？そうだな俺の故郷の楽器に丸い笛はねえな。――笛じゃねえって？」
「最近姿を見なかったってそりゃそうだ、里に戻ってたからな。ここへは弟がこっち方面を通るときに下ろしてもらって……嬢さん船の影をみたことあるのか。はは！こりゃ面白い。
そうだな、俺は夜葛、ここから離れた黒い毒の森にある里の統率でね。この都の音に興味があってきた…･･･といったらどうする？」
「……嬢さんじゃなくて、おひいさんだったのか……」
「なあニアレト。国の長というのは、どうしてこうもいろいろなものに雁字搦めになるのか不思議でならなかったんだが、最近はそうでもなくてね。どうしてだと思う？こうして疑問をぶつけたり、意見をもらったり。俺達はもっと素直に生きるべきなんだろうな。誰にでも言えたものではないが、君に話すのは息がしやすくてな……こら、笑うな」
「楽器を運ぶ足、毒避けの数々、すべてを用意したら君に見せたいものがある。一人はともかく、あの人数をするには俺一人じゃ無理でな。ふふ、そうさ。一人では、できないことだ」
「すまねえ、こんな時間に。しばらく向こうに戻ることになったから、どうしても顔が見たくてな。
以前話したものの、準備だよ。君達が頷いてくれたから、進めることができる。
少しずつ進めてきたが、うるさい爺共が条件を出してきてな。もし、夜に二度窓をノックされたらコイツだからあけてやってほしい。急ぎの手紙を運ばせる。……ああもう、こういうことを言いたかったんじゃない。親父殿やコクハなら君を攫うんだろうが、俺にはできない。
もし、君が俺のことを少なからず嫌いではないなら、その片手の薬指を空けててくれ」
「ずるいって言われてもな。たとえば、俺の里流にこの角を折って渡しても君は喜ばねえだろう？俺から逃げるつもりなら、これが最後のチャンスだよおひいさま」
■既知関係：空恋うこもれび屋 リッカさん【illust/63020832】ありがとうございます！
夜葛へ滞在していただくことになりました。ある青年が毎日花を片手にお店に通いつめているとか……
2017-06-01 13:02:26 +0000