■九十九路の羅針盤【illust/60865485】
「夜の続きだと思った? ふふ、ほめ言葉をありがとうございます。これでも青空の下なんですよ」
■国名:黒耀の森 夜葛(ヤカツ)
■統率:オルハ・クーヴェレ・ヤカツ
女/12歳/146cm/羅針盤:雷霆/ 合計100Pt ※数年以内に統率につくため、王タグをつけています。
■前期統率:カリン【illust/62203597】
■前期絆相手:ツクヨさん【illust/62209602】
「だめですよ、父様。雨の日に出歩いて、あの子が真似たらどうするの。母様は心配してうるさくいうんだから、素直に言うこときいてやって。じゃないと愛想尽かされちゃいますよ?」
「私はきっと、その呪いを皆に生かすためにこの力を貰ったの。うんうん、大丈夫。お出かけするにも自衛します。
あの子みたいな花はなくても、角と血が危ないんでしょう? 私だって攫われるのは怖いもの」
■前期絆相手今期→イバラ【illust/62705591】
「あなたの一生のお願いはこれで何度目?知ってるのよ、イバラもあれそれ作るの好きでしょう? ほらおいでなさい。教えてあげるから、一緒にしましょ」
「外に行くなら相応の格好で。また父様に繕ってもらうのかわいそうでしょう」
かわいいかわいい私の妹。あなたのおはなしに、私も夢をみてしまったの。やっぱり私達は姉妹ね
■夜葛分家:ケイカ・クーヴェレ・ヤカツ【illust/62984338】
◇夜葛◇ (国詳細novel/7785273)
霧深い森に抱かれた隠れ里。
大地から染み出した毒により、民もいきものも暗色をしている黒き森。
暗い色彩に囲まれた森は、月下美人の花精の力により豊かな花々を育て、硝化した木々の間から姿を覗かせ幻想的な風景を見せる。
花々に囲まれ、水路が明るくなったことから、旅人達の間で「恋愛に効くパワースポット」と小さな噂。
毒の濃度の下がる晴れた日には、小さな行商も行われている。
◇統率◇
黒耀の森・ヤカツノモリで一番中和・浄化能力の高い個体を示す名前。長の役割を持つ。
種族柄ツノが欠けると力が弱まるので若い固体がつくことも珍しくない。
◇オルハ◇
織羽、と書く。
現統率カリンと花精ツクヨの娘で織物師。数年のうちに統率を継ぐことが決まっている。
里の植物やガーデンの植物、使い魔たちの羽や毛を紡ぎ染め織り上げまでがライフワーク。
小さな指先が仕上げる布は、森の毒を無効化する稀有なものだが、里の者には綺麗な色なだけのそれである。何かに使いたいが晴れ着にしか使えないのが最近の悩み。
おっとりして見えるが、先の先を読むしっかり者。
父に毎日里やガーデンの花を髪飾りに渡されており、一つだけお気に入りの硝化したウラジロオニユリを混ぜている。
-------------------
■素敵な絆をいただきました!
飛来の賊船クゼリ 船長:カイバさん【illust/62755065】
夢見がちな妹の語るゆめものがたり、父の話す童話のようなせかい。そんなものないと思っていた鳥かごのような世界にやってきた、空の欠片のようなひろいひと。
この背中をつかまなくちゃと駆け出して飛びついて願いを叫ぶ。「私を外に連れてって!」
薬と毒の知識も自分の腕も、豊かになった里の食料も。必要であればこの角だってあげるから、と対価を叫ぶ。
おもしろい、とわらったその人との交渉が、ビズだけにならなくなるのは少し先の話。
名前だけ聞いていた親戚のお兄さん。子ども扱いして抱えられた背中のおおきさに安心できるつよいひと。
「私は夜葛のオルハ。オルハ・クーヴェレ・ヤカツです!ごめんなさいお話があって、ビジネスの話なの!聞くだけで損はさせないからちょっとだけ時間を、きゃー!(ズシャア」
「覚悟はできてます。こんな話、誰かひとりにでも聞かれたらおしまいなんだもの。私には時間がないの。この里は外を知らない、知ろうとしても足りてない。あなたにとって邪魔ならいちにねんでもかまいません。……お願いします!!!!!」
「外の皆さんはこんなに身軽なんですね。もしかして私の髪とか袖とか邪魔ですか……?ちょっと、なんでそんなに笑うんですかひどいです」
「今日も帰りが遅かったんですね。ええ、ええ、確かに関係ないんですけど、にごったにおいがしてちょっと酔いそうです。そういうのが お す き なんですか?それなら私も合わせますけど!?」
「そうやって笑ってられるのも今のうちですから……へなちょこのおちびって言いますけど、私成長期いまからですからね。やくそくの時がくるまでに吃驚させますから、その、それまではお嫁さん、もらわないでください、どうせ、そんな遠くないんですから、……大丈夫です気分悪いのでもどりますおやすみなさい」
「……じゃあ、ままごとでいいです。うわきって、自覚あるならままごとでも、意地悪、しないでください『旦那様』?」
「私、やっとあなたの前で『こども』から『おとな』になりました? ……ずっとずっと片思いしてたんですよ。知ってて避けてたでしょう?――ふふ、あの、あなたがだいすきです」
■既知関係:空恋うこもれび屋 リッカさん【illust/63020832】ありがとうございます!
※随時更新中です※
2017-05-01 10:30:49 +0000