【九十九路】曲芸旅団ククルスカノルス【第四期】

キャシーQ
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こちらの企画【illust/60865485】に参加させていただきます。

★曲芸旅団ククルスカノルス
あなたのもとに、いきなり突然こんにちは!
寄ってらっしゃい見てらっしゃい、愉快なサーカス団の御成りだよ!

立ち上げられて四捨五入して100年となったこのサーカス団。
カッコウの名はそのままに、3代目の団長の座は珍しく身内に引き継がれていた。
前団長の運営方針により、団の規模はさらに拡大、収入も毎日お肉が食べれるほどに。
それでも新しい出会いを求めて、今日も各地で芸を披露している。

三代目である現団長のサトリは語る。
「いや、なんかもうぶっちゃけ玉の輿に乗ってやm…
なんでもないでぇーす!みんな今日もガンバッテイキマショ~!!」


★団長
名前:ブランコ乗りのサトリ
年齢:?
身長:154
髪/瞳:橙/赤橙
一人称:サトリ
二人称:あなた、○○さま、○○くん、○○ちゃん、○○さん、呼び捨て

カッコウの羽耳と角を持つファテマのメス個体。(ファテマの設定はこちらをお借りしています【novel/7866399】)
お金持ちに媚びまくる、少し計算高い節のある娘。貧乏には容赦ない。
いつか出会うはずの主を「旦那さま」と呼び、「自分の旦那さまはうんとお金持ちに違いない」と信じて疑わず、
今日もせっせとお金持ちに見える人を見つけては媚びを売りまくっている。
「その金持ちが私の旦那さまじゃなくても、そいつの知り合いの金持ちが私の旦那さまかもしれないでしょう?
 つまりはそういうことよ。やっぱ金持ちの知り合いは多いに限るわ~」

空中ブランコを己の芸としており、客受けも良く現在の団の売りとなったために団員たちから長に任命された。
しかし本人としては団長という立場よりも己が旦那さま探しの方が重要なため、早くこの座を退きたいと考えている。
基本的にお金大好きな守銭奴であるが割りに乙女な部分も持ち合わせており、
運命の旦那さまと運命的な出会いをし運命の恋に落ちることを密かに夢見ている。
少し難こそあるが、家事全般はそつなくこなし、運命の人には何があってもつくす性格。
家庭に入れば良妻賢母とは本人談。
好きな食べ物はとにかく辛い物。
嫌いな食べ物はとにかく甘いもの。

★前期・前期絆相手様
総監督のカトリ【illust/61686620
「サトリってば、絶対あなたみたいにはならないから。ここで骨を埋める覚悟とかぜんっぜんないから」
イオルドさん【illust/61722073
「ねえ、運命の人を見つけた時ってどんな感じ?こう、やっぱりグッてくるもの?!」
★前期絆相手様今期
エトさん【illust/62673752
「いーいなあーーエトは自由に生きられて。羨ましい。サトリもはやく解き放たれたーい」

★素敵な絆をいただきました
ゾエさん【illust/63069193
出会いはいつも突然に。
己が運命の星の元に生まれ出会う旦那さまは、大金持ちのイケメンだと信じて疑わなかった。
そんな夢が覆されたのは、とあるオフの日の午後のこと。
運命の星とやらは、目の前のウサギの耳を生やした少女を指し示していた。

「イケメンではなかったけど…大金持ちになる可能性は大いに残されてますわ旦那さまっ!
 サトリと夢のセレブライフのために頑張ろうじゃありませんかっ!」


確かに彼女は主だと、自分の運命が、全身が、告げているのに
「旦那さま」として接するには、あまりにも大きな違和感が伴った。
だって彼女は、あまりにも、

「…えっと、旦那さま?サトリに提案があるんですけどぉ…」

いつからか彼女たちは、名前で呼び合うようになっていた。
少女を傍で支えたい気持ちは変わらない。
だがきっと、この感情は主従と呼ぶにはそぐわない。
そんな確信めいたものを、出会った時から確かに感じてはいたのだ。

「ねえ、ゾエ。サトリね、良いこと思いついちゃったんだ!」

ある日、彼女は少女に更にとある話を持ち掛ける。
少女は最初こそ驚いたが、間をおいて了承してくれた。
この日の出来事を、彼女は一生忘れることはないだろう。

「ゾエ、確かにあなたはサトリの主さまだよ。
でもね、やっぱり旦那さまじゃないの。
サトリにとってゾエは、なによりも、一番の友達なんだよね。うん。
本当は主さまに友達なんて言うの、失礼かもしれないけど…
…でも、ゾエなら分かってくれるって、受け入れてくれるって思って。
だからね、ゾエさえ良ければ友達のしるしを残したいって思ったんだ!
まあ、ゾエが良ければの話だけど…出来るならずっと、残していきたいじゃん?」


夢幻の国へと至る路は、未だ分からず旅路は続く。
大切な存在に助けられながら、
今日も小鳥は国で路で、ささやかな幸せを振りまいて。
彼女を名前で呼んだ時から、何度も伝えたその言葉は
旅の果てのあの空にも、気持ちよく響いていた。

「サトリたちって、最高の親友じゃんね?」

運命の出逢いは永遠に続く礎となり、
一座の長が変わろうと、受け継がれし想いはそのままに。
愉快な旅する曲芸団は、今日も新たな幸せのために。
むげんに繋がる遥かな路を、ただひたすらに進み続ける。

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2017-05-25 03:49:09 +0000