【九十九路】刻針の貴賓箱 セルクイユ・アム【第四期】

甘露
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◆ 九十九路の羅針盤【illust/60865485】様 第四期に参加させて頂きます。

 あなたが傷つかぬように、塵一つ許さず磨き上げ。
 あなたを失わぬように、這い寄る未来を遠ざけた。
 虚ろな棺には ただ あなたが納められればよかった――はずなのに。
                            ―― 《■■■の手記》


  国名:刻針の貴賓箱 セルクイユ・アム
  代表(王代理/あるいは案内人):澪(レイ) 22歳/女性
  ポイント 100pt 【強靭:31 知能:27 器用:27 機敏:10 幸運:5】
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  前期 『イドラの卵』澪【illust/62487148
  前期絆相手 花満ちる春光の国プリムフェルト/ユーカ・エルデフォールさん【illust/62314534
   「訪ねて来てくれてありがとう、ユーカ。ルカは元気? プリムフェルトには何か新しいことはあったかしら。
    ねぇ、あと――ごめんなさい、久しぶりに会えたから。時間はある?…私にお茶を用意させて?」
   『また一つ、花畑と呼べるだけの場所ができました。ユーカに一番に見せたくて、皆には秘密にしているの。
    満月の夜に遊びに来て、きっとその日が一等美しい夜になるから』
  今期絆相手 水影辿る春月の国プリムフェルト/ルカさん【illust/62906103
   『マグメルナの季節になりました。去年からの青色も、今年は何も問題ないみたい…おそらく、現状は。
    ――もっと花が溢れて、風がその気配をあなたの国へ、世界へ届けてくれたなら、
    この国にもう一度、あの子が来てくれるかもしれませんね』
   「澪にとってのルカは、今も本当に愛しい妹のようなものなのよ。
    ……と言うと、貴女に失礼かしら?とも思うの。もう立派な"春月の指揮者"。私の同胞」
   「ユーカを怒らないであげてね? いつも私が引き止めてしまっているのだから」

  刻針の貴賓箱 セルクイユ・アム  詳細【novel/7805205
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  世界中から運び込まれた優なるものが集う国。
  【蒐集品】が民として【刻針】によって永遠を約束される国。
  三度【王】は【箱】の外へ。
  受け入れた数以上に目録は欠落する。
  蒐集品たちは新たな仮初の【刻】を刻む。
  佇むは 未完の花園。箱の中の小さな世界で。
  貴賓箱と呼ばれたそれは、正しくもう一度 誇れるだろうか。
  王杖は■■■■■■■、貴賓箱は永遠を

  金帆暦90年。
  美しく優なるものとして歪な今では望めぬものをイドラの卵は知ってしまいました。
  咲き誇る花を見た。
  楽園だと疑わなかったその場所も 彼女も、同じ路を探していた。
  儚き今の先 終わりの先の「救済」は
  箱の内側に少し似て、それでも全く違っているようで。
  「仮初」の夢にできぬこと。不変を忘れ、隣人に与え、今日が明日に続くこと。
  それを願うということは、何に近づくことでしょう?

  止者は刻を過ごし始める。
  終わりなきマグメルナの一生に、明日の続きを知るように。

  澪
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  とある卵がその一生を終え、永遠の春の国で生まれなおした姿。
  二度目の刻を歩む、有刻の生者。
  刻針を持たず、蒐集品としての価値を失いながらも
  貴賓箱の案内人として王の居なくなった国を支えている。
  彼の国で夢を模る術を学び、願いを持つ蒐集品たちに
  永遠の今を謳歌するための新たな【体】を提供している。

  貴賓箱が用意する【体】と比べ、澪が作り上げるそれは
  五感や神経系が作りこまれており、蒐集品たちの誰もが
  眺めてきた「ヒト」の行動をなぞることを可能とする。

  いつからか貴賓箱に現れ始めた【花】の管理人でも在り、如雨露を持ち歩く姿がよく見られる。
  「のこりたいと決めたもののために」「これからここで待つもののために」
  花を育てられることがどれほど素晴らしい事なのか、と語り始めると止まらない。
  怪物でなくなった今も、満月の噂話を真実にし続けている。

  マグメルナの一生 繋がり続く『生』の姿
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  贈られた花の種をまき、何度も世話を繰り返して、貴賓箱の内側に群生させることに成功した。
  育たなかった種もあった。種子が途絶え失ったものも。
  環境を整え、育て方を学び、花のために生きた刻があった。
  繰り返す生と死を見届けた先に。
  何もかも終わりばかりではないと知った先に。
  新たに生まれた色を見つけた時の気持ちを、わたしたちはなんと名づけよう。

◆ (5/29)素敵な絆を結ばせていただきました。
  愛しいものを守る術、箱へ至る路を歩む者。《蒐集家》はその想いを汲みました。
  色採鳥の一族 白妙さん【illust/63028461

  初めから望まれていました。そう思いたいと願いました。
  あの日「永遠」に送り出した手が、同じ想いであることを。

  目の前の輝きが、愛の証であるように。
  歪な魔法の繋がりが、今への希望と言えるように。
  芽生え始めた花園で、「案内人」は永遠への想いを託されました。


  台詞全体などはこちら【novel/8045536】に。

◆ 既知関係もどのような関係でもお気軽にご連絡いただければと思います。
  また、不明点あればお問い合わせください。
  お返事は即日~2日ほどお待ちいただくことになりますが、よろしくお願いします。

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2017-05-16 14:27:10 +0000