【九十九路】銀の守り手 トゥテラリィ【第四期】

べべ
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「きらきらしたものが好きなんだ、この子。キャラメルの包み紙、とかね」

◇name:銀の守り手 トゥテラリィ
 age:不明 / sex:中性 / height:140cm程 / 羅針盤:月光
 point:75pt( 強靭:15pt 知能:20pt 器用:15pt 機敏:5pt 幸運:20pt )

◇前期【illust/62395475
◇前期絆相手:タオさん【illust/62478610
 ∟前期絆相手今期【illust/63017065
  「はじめての『友達』だよ。そう、友人。
   キミからもらったこの小瓶ね、中から鳥が出てきたんだ。
   この子、あんまり似てるものだから。いつもキミのことを思い出すよ」
  「ああ、また会えたね。今度は冬を二回、廻ったところかな。
   キミはいつもふらりとどこかへ行ってしまうから。え?僕もそう?そっか。お互い様、なのかもね。
   …そうそう、このトランク。なかなか居心地がいいって評判だよ。僕の新しい友だちに、ね」


◇銀の守り手(しろがねのもりて)
 「守りたいもの」を守るために在るという銀の瞳の者。
 「日記」と称した書を持ち歩き、これまでの数多の出会いと別れを書き記している。
 強い心の持ち主を好み、目の前に現れたかと思うといつの間にかいなくなる。神出鬼没。
 飄々とした性格で自身のこともどこか他人事のような物言いをする。

 魔法の青いインク鳥を連れて、今日もどこかをふらふらしている。

「 "さようなら" の意味って …なんだと思う?」

――――――・・・
◇素敵な絆を頂きました

 きらきら きらきらしていたのは その角だったのか、それとも。
 星がきらめく空の下で出会ったのは ちいさなちいさな 羊のおんなのこでした。


◇黄金羊のホロさん【illust/62948949

 青いインク鳥が 急に飛び出したものだから。
 ああ、また包み紙でも見つけたのかなと そう思ったけれど。
 みつけた黄金の子は 僕にはあまりにも 輝いて見えて。

「そう、あれがキミの『お兄ちゃん』なんだね。きらきら瞬く、幾千の星。
 僕の『友達』も時折瓶の中で輝くけど、キミの持つ星はあの夜空にも負けないくらい綺麗だ。
 …ああ、ええと。もうひとつあるよ、きらきらしたもの。キャラメルって言うんだ、食べる?」
「鳥だから、トリィ?…うん、覚えやすい。いいね、その名前。
 キミの名前も覚えやすくていいと思うよ、ホロ。…文字を書いてみる?そう、自分の名前。
 でも、今はペンがないからこの枝を使おうか。さあ、一緒に。ここをこう持って…
 …そう、上手。キミは覚えが早いね、じゃあ次は―・・・」

 気付けば 時間が経つのを忘れて 文字を一通り教えていたり。
 歩き疲れたと目をこするキミと ふかふかのベッドで 目を閉じたり。
 
 教えることも 教わることも それから "さようなら"も。
 もらったものを忘れないように 思い出すように

 夜明けの向こうに 夢を見た。


――――――・・・
◇九十九路の羅針盤【illust/60865485
◇問題等ありましたらご一報ください

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2017-05-10 09:42:20 +0000