【HDミラノ03】小さい割に台車がでかい【500形】

古淵工機10@RSPI作者?

ミラノ交通局500形(Serie 500-512):
1950年に登場。
ミラノ電車製作所(Officine Elettroferroviarie Tallero=OEFT)で501~512号の12両製造された。
同時期に登場の347形(illust/61628928)に酷似しているが車輛全長は13920mmと短く(347形は15200mm)、
屋根高さも若干低い(500形は3280mm、対して347形は3380mm)。

また、駆動方式もやはりカルダン駆動であるが、本形式の台車はホイールベースが2300mmと路面電車用にしては長く
(347形は1650mm)、
このため全体的に小ぢんまりした車体に対してがっしりした足回りといった印象だ。

1961~1964年にかけて3両固定編成化を実施した際、
本形式を中間電動車としたうえで先頭車には347形6両と359形18両をそれぞれ宛がうこととした。
こうして新500系が誕生することとなるのだが、先述の通り先頭車両の出自が2つの違った形式であるため。
2タイプの編成が存在することとなった。

イラストは中間車化される前の500形を描いたものである。

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2017-02-25 09:38:57 +0000