「俺はお天道様やから。太陽はたとえ隠れてしもても無くなったりはせえへん。…そう、なりたいわ。」
▼闘乱祭冬2016illust/56065265
▼風守 くぐり カザモリ -
182cm/男/3年/1人称・俺/2人称・嬢ちゃん(女の子)、野郎(男の子)、呼び捨て
▼性格
とある忍者の末裔。身軽。明るくお気楽でマイペース。
楽しいことが好きで常に笑顔。女の子が大好きでよくナンパをしている。
あまり自分の事を話さない。戦う前に相手に紙ナプキンを渡す癖がある
とあるきっかけから実家とは縁を切った。
そのこともあり自分のあり方に対して迷走しておりどう立ち振る舞えばよいか分からず
人が変わったかのように挙動不審に動き、話し方もおどおどしくなってしまっている。
いい意味で、今まで以上によく笑うようになった。
冬闘乱2015【illust/53807498】
夏闘乱2016【illust/57015961】
▼心剣・「食蟻獣」
敵を「前菜」「主食」「デザート」の3つの種類に分けて攻撃法を変える
トリッキーなフォーク型の心剣。
刃の色は心境に合わせて銀(冷静状態)から黒(興奮状態)のいずれかに変わる。
どうやら最近は年相応の悩みができたらしく心境は不安定で灰色気味。
▼関係者
綺志満珠子ちゃん(お嬢ちゃん)*illust/60406088
「えっと、その、げ、元気か〜?な、なんて、ははは・・(意識し始めたせいで、今までどうやって接しとったかわからへん…)」
「そのマフラー、持っててくれたんか。捨てたんやと思ってた。…ありがとう。」
「がんばったなぁ。その、ただ言いたくなっただけやねんけど。」
ー俺は彼女のことが大嫌いだ。
風守くぐりという一人の『人間』として生きるために自分で決めて笑う顔も、涙をこらえる顔も、彼女のいろんな表情を見てきた。
そんな彼女も時が経過し、愛らしく、そして優しく成長していった。
しかし彼女の結末だけは変わらない、どうあがいても地獄だ。
俺は彼女のことが大嫌いだった。
でも、彼女の「笑顔」は大好きだった。
それでもなお、俺は一人の「人間」として彼女に向き合いと思った。それが罪で、それがすべてだったから。
だから俺は彼女を突き放した。あの男が本気で俺に向き合い怒ってくれた。
たった一人の「普通の人間」として生きたかった俺と、きっと本当は幸せになるべくして生まれた「普通の女の子」。
わがままを言っていいのであれば、許されるのであれば、俺は二人分の罪を背負って生きよう。背負ったまま生きよう。
明るい未来を夢見ていいのであれば己のすべてを投げ出そう。
俺は決して神様にはなれないけれど、君を見守る太陽になろう。君と共にあれる風になろう。
「初めましてお嬢ちゃん、突然やけど俺にどうか、攫われてやってくれませんか。」
風守としての俺ではなくただ一人の男として問いかける。
すべてを打ち明けた上で捕われ続けた思いもすべて断ち切って初めて君の前に立つ俺は、きっと死ぬほどダサくて、かっこわるい。
彼女の返答が怖い。でもまっすぐ目を見てこの思いを伝えるのだ。
ー俺は彼女を愛している。
そうして俺は今日、「風守くぐり」を捨てた。
「珠子、愛してる。主としてじゃなく、何者にも変えがたい、たった一人の女の子として。」
今年で卒業です。関係者各位、本当に素敵なご縁、そして楽しい時間をありがとうございました。
2016-12-02 12:08:36 +0000