【人形日】エトワール【アフター】

花手鞠
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企画元【illust/54961214
こちらの素敵な企画のアフターに参加させていただきます。

不確かな「約束」のために 彼女は今日も硝子のヒールをカツンと鳴らす。

†プロフィール
Name:トワ
Sex:Female
Siz:148cm
ココロのカケラ:5
予感:寂寥【8】
たいせつなもの:筆記具(ガラスペン)【2】
おもいだしたもの:魚【5】
ギフト:火の祝福【7】
確信:逃避【2】
前場面:【illust/57670335
かつての彼女の記憶:【novel/6838280

誰かに会いに行くために旅をしている少女。
記憶が一切なく、目覚めたら水没した廃都市で一人いた。
そこで綺麗な水竜と出会い、共に旅に出ることにした。

影が星空を映した水面のようになっており、影の魚が悠々と泳いでいる。
竜も普段はその影の中におり、時折大きな影が見え隠れする。
頭に着けているガラスペンは光纏った魚を描け、ほのかに火の粉が煌めく。
また、彼女が零す涙は星屑となり、きらきらと輝いては硝子のように砕け消える。

自分が何者かわからず、竜に呼ばれた「エトワール」と名乗る。
しかし、自身の名は別にあったように思える。
それが何だったのか、よくわからない。
今の一人称も話し方も、本当の自分ではないような気がするため、「借り物」と称している。

バラやリンゴ、星空を見る度に胸のあたりがきゅっと切なくなる。
また、白色を見る度に恐怖やらなにやらと複雑な気持ちになる。
それらが何故かはわからないが、漠然と「もう会えない誰かを自分は想ってるんだ」と感じている。
また、鐘の音を聞くたびに、会いたいという気持ちが強くなる。
それが何故かはわからないが、きっと約束した相手に縁があるのだろうと思っており、早く会いに行こうと彼女はまた歩を進める。

その姿は、かつての館から出てきたあの時の彼女と、よく似ていた。

†補足
記憶をすべてなくし、何一つ覚えていない。
ただ漠然と「誰かとまた会う」という約束のために旅をしている。
右も左も、自分のことすらわからないが、いつか会えると信じてただ前向きに旅を続けている。

†魂の共鳴
第五場面(再び会うことを約束した人):カムパネルラさん【illust/58106620

†これまでココロの共鳴
第一場面(初めての友達):イヴさん【illust/55564100
第二場面(憧憬と少しの心配):スカーレットさん【illust/56152543
第三場面(嫌悪と恐怖、そして拒絶):96号さん(コハクさん)【illust/56673720
第四場面(届いた声 あたたかな心):アイリスさん【illust/57254270

†遅くなりましたが、人形日お疲れまでした!
ここまで無事に走ってこれたこと、とても嬉しく思ってます!
ご縁を下さった、イヴさん(伊嶺稲子様)、スカーレットさん(はくぎんか様)、96号さん(のぞむ様)、アイリスさん(kuro様)、カムパネルラさん(白い雨様)、この場をお借りしてお礼を申し上げます。本当にありがとうございました!
また、企画の設立・運営をしてくださいました主催様や目を留めてくださった閲覧者様、本当にありがとうございました!!

自分のことは何一つわからない。
けれど1つだけ、わかることがある。
それは、誰かに会いに行くこと。
誰かはわからないし、そもそもそんな人がいるのかもわからない。
でも、いつかきっと、きっとその人に会えるってそう思うんだ。

だって、私達はそう「約束」したんだから。

そんな不確かな「約束」のために 彼女は今日も硝子のヒールをカツンと鳴らしてく。

(随時更新中)

#【人形日】#【人形日】女性#【人形日】アフター#【人形日】脱出

2016-11-22 16:20:27 +0000