【花冠】ルクリア【第六期】

璃櫻@超多忙
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こちら【illust/55830776】の素敵企画の第六期に参加させていただきます。
 引き続きよろしくお願いします!

ルクリア・リエーフ(Luculia Lev)
 石の国/竜騎士/18歳/女/150cm
 知力 : 8pt
 武力 : 9pt

 父:アスター【illust/59241449
   「とーさま!怪我してませんか?お守りちゃんと持ってますか?もー頭撫でてないで聞いてくださいー!」
 母:リィンさん【illust/59242596
   「かーさまー、とーさまとにーさまが子ども扱いしますー!みゃああ!?耳は触っちゃだめですっかーさまぁ!」
 兄:イズチさん【illust/59747960
   「にーさま!子ども扱いはやめてください!私はもう立派なレディーなんですからね!
    …でもお守りちゃんと持っててくれて嬉しいです」

スキル(※詳細は小説参照【novel/7077011】)

一族について(※詳細は小説参照【novel/7077011】)

✿11/27 素敵な旦那様できました!
 明るく頼りがいのある男性 ヨクサさん【illust/59867832
お守りを作ったり、怪我人の手当てを手伝ったり、
前線程ではなくとも戦いの脅威を垣間見る中で貴方に出逢った。

□■□

ヨクサさんとは共通の種族の血を引くのか、すぐに打ち解けた。
そんな彼は旅をしながら人助けをしてるらしい。
ずっと旅をする事に憧れていたから、
色々な話を強請っては聞かせてもらった。
好きなことを楽しみながら生きる彼は、
私の理想の生き方を体現していて、兄のように慕うのは早かった。
今思うと、家族と離れてきっと知らずのうちに不安感が募っていたのだと思う。
それから、ヨクサさんの後をついて行くことが多くなった。

□■□

ヨクサさんと共に行動するようになってどれほど経ったか。
戦いはまだ続いているのに、
彼の側にいる時は心は常に安心感に包まれていた。

いろんな人を助けて感謝されているヨクサさんはかっこよくて、
そんな彼の手伝いをさせてもらえたときは誇らしかった。
褒められると嬉しくて、笑って貰えると心が温かくなった。

触れられると泣きたくなるくらいに幸せを感じるようになって、
ようやくこの想いが恋なのだと知った。

傍に居させてもらえる関係が壊れるのが怖いのに、
兄のように慕い続ける事も、
妹のように扱われる事にも満足なんてできなくて、
それなら素直に打ち明けてしまおうと自分を奮い立たせる。

「よ、ヨクサさん!私は貴方のことが好きです!
 妹じゃなくて、こ、恋人にしてもらえませんか…!」

□■□

戦いが終わって、世界に平和が戻ってきた。
平和になったら旅に出るとずっと決めていた。
そんな決意をした頃はイザークと二人だけのつもりだったけど、
今はヨクサさんも一緒だ。
それがすごく幸せなのだと、どうしたら彼に伝わるだろう。

何処までも済んだ青に染まる空の下、
私たちは先祖たちの故郷巡りの旅に出る。

「ねえヨクサさん、どこから回りますか?
 ヨクサさんのお気に入りの場所とかもいっぱい教えてくださいね!」


✿11/29 呼応関係結ばせて頂きました!
 すでに得ていた家族の愛情に気付かぬままそれを渇望していた 胡春さん【illust/60037075
  関係性:『家族の話を聞いてもらう年の離れた兄のような友人』

「君は家族に愛されているか」

黒い刀を持った人に突然問われた。
その人は鋭い視線をこちらに向けてくるが理由はわからない。
けれどその問いへの答えは決まっている。

「ええ、愛されているわ。それに私も愛しているわよ」

□■□

彼にはいろんな家族との想い出を話した。

「初めてお守りが作れた時はみんなすごく褒めてくれて、
 とーさまは今でも大事に持ってくれてるんですよ。
 でもやっぱり怪我してほしくないから、
 とーさまには別のお守りも持っててもらってるんです」

「かーさまは私の誕生日には私の好きな料理いっぱい用意してくれるんですよ!
 かーさまの料理は優しい味がして大好きです。
 それに忙しくてもみんな時間作ってくれて『おめでとう』って言ってくれるんですよ」

「にーさまは昔私が怪我した時なんか、背負って家まで連れて行ってくれたんですよ。
 今は怪我人見ると口説くようなセリフで診療所連れて行っちゃいますけど、
 昔から優しい所はずっと変わってないんです」

他にも本当いろいろな話をした。
どれも日常の一コマではあるけれど、
私にとっては家族に愛されていると思える瞬間だったから。

そんな話をしていくうちに彼の人の雰囲気が変わっていく。
鋭かった視線も身に纏う空気もとても優しい物に。
きっとそれが彼の人の本当の姿なのだろう。

□■□

彼の人―胡春さんは結婚もして家族もいたらしい。
胡春さんにはどんな家族との想い出があるのだろう。

「ねえ胡春さん、今度は胡春さんの話も私聞きたいわ」

その日から私には家族について話す兄のような友人が出来た。


問題等ございましたらご連絡下さい。

キャプションは随時更新予定。

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2016-10-31 15:00:27 +0000