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朱虎「みんながみんなに認められなくてもいい。『私がなりたい私』になるの」
※7/13 メッセージ受信確認致しました。
お忙しい中、返信ありがとうございました。
◇人形館の安息日【illust/54961214】に引き続き参加いたします。
◇第一場面【illust/55559361】共鳴相手:瑠璃ちゃん《被模範相互:純粋でまぶしい人》【illust/55585867】
「あなたが私になりたかったように、きっと私もあなたになりたかった」
◇第二場面【illust/56122114】共鳴相手:ピリオドくん《衝突:嘘を見破った人》【illust/56180654】
「歩き出すきっかけをくれたあなたにお礼が言いたいの。きっとまた受け取ってはくれないのだろうけれど」
◇第三場面【illust/56672304】共鳴相手：セラータちゃん《協力・共闘：自分と向き合う勇気をくれた人》【illust/56865413】→【illust/57165155】
「きっと今頃、セラータも戦ってる。私も･･･あなたも、ひとりじゃないよ」
◇ココロのカケラ：4
・予感：4悲観
・たいせつなもの：5灯り
・おもいだしたもの：4羽
・ギフト：9地の祝福
・確信：--
◇第四場面における変化
セラータちゃんとの邂逅により、自分自身と向き合う勇気を持った。本当の自分も嘘で飾った自分も全部合わせて「私」。
だったら、「演じていて苦しくなるような私」じゃなくて「私がなりたい私」になってみよう。
私がなりたい私がどんなものかはまだわからないけれど。自分の心に正直になってみよう。
翼を封じていた茨は解かれた。ケープの下の帯に巻きついているようだが行動を制限するような動きは見られない。
羽の色は心なしか明るくなり、視界を覆っていた面は揺らめく陽炎を模したものへと姿を変えた。
胸元の灯りも太陽のように姿を変えたブローチと一体化し今まで以上に明るい光を放っている。
まだ両腕の羽では飛べそうにないが、彼女のくれた靴が一緒に歩いてくれるから怖いものなんてない。
地の祝福の恩恵か、腕を振るって小石を飛ばせるようになった。
小石は着弾したところを中心に周囲を急速に風化させ砂塵に帰す力を持つようだ。
また、共鳴相手の攻撃手段にも風化の効果を付随することができるようになったようだ。
◇思い出したこと
焼け付くようなつよい日差しと、視界を覆うような砂煙。
私は様々な人に求められるがままに姿を変え品を変え、歌に乗せて言葉を紡いだ。
雨請いの祈りを、繁栄の予言を、侵略の狼煙を。
大いなる太陽と母なる大地が私に紡ぐべき言葉を教えてくれる。
それを聞いて伝えるのが私の仕事。
私が歌えば歌うほどに私は求められた。
私は彼らの求める姿を模し、彼らの望む言葉を与え、だからこそ其処に存在する事が赦された。
…あれはいつの事だっただろうか。
私の言葉が、私を信じたたくさんの人の命を奪った。
皆に求められていたはずの「私」は、一瞬にして皆の憎悪の対象となり、私は居場所を追われた…ー。
最後に見たのは、揺らめく陽炎とギラギラと照りつける大きな太陽。
◇行動指針
祝福の恩恵を駆使して積極的に障害物を破壊しながらハンドメイドバンドエイドの元を目指す。
戦闘はなるべき避けたいのでマネキンたちが追って来られないようにところどころ床を風化させて砂場に変えている。
戦わざるを得なくなれば戦うが、その前に壁に穴を開けて抜けられないか一応試す。
セラータちゃんに貰ったシューズのおかげか、その足取りはとても軽い。
◇素敵なご縁を戴きました◇
ベガくん【illust/57211318】
「わわ、ごめんなさい！砂、かかっちゃったよね？」
「私に何か、出来ることないかな。手伝うよ」
「さぁさぁ、砂塵になりたくなかったら道を開けなさーい！！」
「逃げた……私は逃げたの。でももう大丈夫。今度は逃げない」
☆本文はこちら【novel/6963370】
確信【2:逃避】を手に入れた！
◇第四場面、よろしくお願い致します！
2016-06-01 00:48:36 +0000