【花冠】ベリル【第一期】

天野
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『花冠を戴く者』【illust/55830776】に参加させて頂きます!

☪ ベリル・レッド
 森の国/傭兵/男性/年齢不詳(外見年齢19歳)

 大の面倒くさがりな性格。
 静かにのんびり暮らしたいと思っているのだが、
 双子の妹により妨害されている日々を送っている。

☪ 双子の妹 メノウ・レッドちゃん【illust/57167293
「なんだよその可愛いは作れる!みたいなノリ…。俺はそういうのいいから一人でぅゎやめr」

☪ スキル
 【霧化】
 文字通り、霧となって姿を眩ますことが出来る。
 しかしこの能力には欠点があり、同属に触られるとその場所から霧化がとけてしまう。

♥♡♥素敵なご縁に恵まれました♥♡♥
プリヘーリヤ・ポーチタさん【illust/57180379
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ある日、双子の妹に連れられて外へ出た時の事、
見知った顔の少女が怪しげな男と話をしているのが見えた
「話しをしてるところに割り込んで申し訳ないけど、お嬢ちゃん、この前もウチに来てた郵便やさんだよね?
 ああ、まぁそれは置いておいて…。とりあえず、その男の話…嘘だと思うよ?
 …エェ、そんなに怒られても…。
 だってそんな病気聞いたことないし。」
「あぁ~眠ってたのに誰?こんな時間に…今日はメノウは出かけてるのに…ってあぁ、
 この間のお嬢ちゃんか、お仕事おつかれさまデ~ス。
 ん~?この間のお礼?
 いや、別にそういうのいいんで…。」
「お嬢ちゃん良く来るね…。ウチにそんなに手紙ないでしょ。
 あ、あるのね…はいはい…。
 そういえば、あれからどうなの?
 また騙されたりしてない?
 …ってやっぱり騙されてるのネ~…。」
「う~ん、俺眩しいのは苦手なんだよねぇ。
 立ち話もなんだし、お嬢ちゃん時間ある?
 あるなら中で話そうか。お茶くらいは出すから。
 さ、どうぞ。」
「お礼はいいって言ったのに…。
 でも美味しそうだね、ソレ。お嬢ちゃんが焼いたの?
 …ふぅん?じゃあ折角だから貰おうかな。
 ってあ、そこのカーテン開けなくていいから…あとでまた寝るs…。
 ン~寝る子は育つって言うだろ?
 俺はまだまだ成長期なんで…って事で、俺の事はいいから、お茶にしよう。
 こういうのが作れる女の子はいいお嫁さんになりそうだよね~ハハハ」
「お嬢ちゃんさ、そんなに騙され易いなら今度悪い虫避けにでも、俺をその風船の中にでも詰めて連れていかない?
 俺こう見えても霧みたいになれるわけ。
 アンタは騙されそうになったら助けてやれるし、俺は婚活に煩い妹から逃げられるから一石二鳥ってワケ。どう?
 なんでかって?そりゃぁお嬢ちゃんはなんだか放っておけないからさ。」
「今日もお仕事ご苦労様、お嬢ちゃん。
 そうだ、今度時間ある?
 まぁ~なんだ、近くの街でちょっとした祭があるから、一緒にどうかと思ってさ。
 一人じゃ絶対行かないけどね、アンタとなら行っても良いなと思って。
 …つまるところデートのお誘いなんだけど?」
「ん?どうしたのそれ?紙で指を切った?
 地味~に痛いよね~~。
 でもソレ美味しそうだね。
 ン?忘れてるかも知れないけど、俺ね、吸血鬼なわけ。これでも。
 …隙を見せたら頂かれちゃうからね、今みたいに。だから気をつけてね♥」
******
「あのさ、今日は真面目な話しがあるんだけど…。
 もう、誰かに聞いて知ってるかもしれないけど、俺たちって以前は魔王側に居たわけ。
 操られてたとはいえね。その事実は変わらないし、俺たちが流した情報でいろんな人が傷つけられた。
 だから俺たちを憎んでる人たちはきっと沢山いるだろうし、今は穏やかに暮らしていけてるけど、
 いつか何処かで責められたとしてもおかしくないんだよね…。
 …だからさ、もし危険を感じたら、プーニャはもうここには近づかないほうが良いと思う。

 でも、それでも、来るって言うなら…。
 俺は全力でプーニャを守る事を誓うよ。」
******
「はぁ、お礼とか良いっていつも言ってるのに。
 お礼言われるような事した覚えないしさ?
 …でもまぁ、こちらこそいつもありがと。」
「ん?なんでつぼみのバラなのかって?さぁ~、なんででしょう?
 庭でソレを見てたらプーニャを思い出したからかな?」
 -花言葉には「純粋と愛らしさ」っていうのがあるみたいだしね。

「プーニャに今日はプレゼントがありま~す。
 はい、どーぞ。
 ハハ、100本の薔薇って以外と重いでしょ。俺もちょっとビックリした。
 まぁ、そっちはおまけで…うん、よかった、サイズは丁度良さそう。
 …そ、指輪。」
「こんな男に捕まって、血を吸われるわからかわれるわで大変だと思うけど、
 キミのことは何があっても守るし、愛し続けると誓います。だから、
 プリヘーリヤ・ポーチタさん、俺と結婚してください。」

☪ 種族
 蝙蝠の眷属を持つ吸血鬼の一種。
 一般的な吸血鬼同様に他人の血を好むが、それ以外の食べ物で栄養を得る事も出来き、日光に当たって灰になることもない。
 昔、先祖がとある蝙蝠の一族と契約を結んだ事により、子供が生まれると何処からともなく一匹の蝙蝠が眷属として現れる。
 この吸血鬼の一族は、本当の愛を得ると花の蜜だけでも生きられるようになると伝えられている。

 面白いなと思える御縁があれば嬉しいです。
  既知関係なども、ピンと来るものがあれば是非お声かけください。

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2016-05-31 16:34:59 +0000