これの続きでillust/56719252
こちらにフェードイン。
illust/56724519
自前
シャンパーニュillust/56638108
よその子
桐生隊長illust/56623333
ミネルヴァンillust/56623553
お二方とも元絵通りのイケメンにしたかったのですが、すみませぬ〇⌒rz
「真面目にギャングやってると、腹が減ってくるんだミ……よし、食い物をかっぱらうついでに、オラが最寄りのメガバンクがどこにあるのかをパンピーに聞いてくるんだミ。おみゃー達、そこで待ってるミ?」
車を降りてスーパーへと向かっていたシャンパーニュは、砂煙の先に2つの人影を見た。
「お~い、そこのパンピー!ちぃと尋ねるが、最寄りのメガバンクへはどこをどう行けば……」
緊張感の無い彼女は人影に気軽に声をかけたのだが、これが間違いだった。
「なっ、なんじゃこりゃあ!?」
彼女の足元に無数に転がるのは、ぴくりとも動こうとしない工作員や、バラバラに斬り裂かれた蟻達であった。
そして彼女の声に気付いた二人の人影が振り向いた。ひとりは地球側の勢力とおぼしき、この世のものとは思えぬ形相で面妖に光輝くカタナを手にした中年男性。
さらにもうひとりには、確かに見覚えがあった……
(み、ミネルヴァン……宇宙警察まで介入してるのかミ!?駐車違反にスピード違反、シートベルト、ながら電話に一時停止違反、あいつに捕まったせいで銭にもならない交通安全ボランティアをさせられたんだミ……腕っぷしはベラボウだし、袖の下は受け取らないし、食えん奴だミ……よし、ここは!)
「いやぁ~、散歩するにはいい日和だミ。身体も温まってきたからそろそろジョギングでも……」
シャンパーニュ の にげる!
「待てっ、お前はカポローネファミリーのっ!」
「いかにも怪しい奴だ、うむ」
しかし、にげられなかった!
シャンパーニュ は 大声 で 叫んだ!
「ディブロク、テキーロぉ、それにセンセー、か弱いオラが志半ばで逮捕されちまうミ、助けてくれだミぃ~~~~!?」
2016-05-07 00:35:43 +0000