【PFT新津新天地編】雲をつかむような噺

「よう坊さん。ずいぶん様変わりしたな」
「はて、何処ぞで会ったものか」
「んだよもう忘れたのか？…あ、そうかあんとき犬だったな」
「…ああその声。そうかあの柿食う犬めか」
「そーそれそれ」
「恩返しにでも来やったか？」
「あ？撫ぜさせてやったろうが。あれでチャラだろ」
「ふてぶてしい奴ばらよ…ならば何用だ？」
「いやーいい身形してると思ってな。その着物とか錫杖とかよ、いい値がつきそうじゃねえか！」

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■もがり八雲さん【illust/56520369】お借りしました。（想像で描いた部分がありましたので…問題あればご連絡ください）
□恩知らずの犬【illust/55812843】
　物理攻撃が利かないことに気づくまでしばらくかかる。

■二ヶ月間お疲れ様でした！