【YofH&E】千鳥【第3期】

鈴城宇美@多忙中プロフ追記
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天と地の世界樹【illust/54032140

上記の企画様に3世代目を投稿致します。

両親に似て、前向きな性格。晴天祈願の浄雲の舞いを披露している少年です。

■(4月14日)素敵なご縁を頂きました!
ファルドナさん【illust/56242610
「あっ、君・・・俺の踊り見てたよね?いい香りがしたから印象に残ってて。どうでしたか?」
「夢を見るんだ・・・昔の何をやってもダメで笑われてばかりの惨めな自分の夢を・・・。心の深い部分に負った傷なんだろうね。・・・ということでさ、いい夢が見られそうなリラックスできる香り、ある?」
「ファルドナの舞いも、美しいよ。すごくインスピレーション?が沸く。浄雲の舞いにもこう、新しい動きを取り入れられそうな・・・」

「何をやってもダメだった俺はすごく辛い人生を送っていた。舞いを会得してなんとか他の者に追いつこうと必死だったのだ。ファルドナはそんな俺のを癒してくれる唯一の存在。だから俺もまた、ずっと一緒に居たいと思うのだ。せめて、世界樹へと旅立つその日まで」

■両親
(父)紋鎮さん【illust/55593838
「父さんが諦めない大切さを教えてくれた人だったのだろうか。何をやっても上手くできない俺をいつも見守ってくれた人だった。時に反抗したりもしたが、居なくなった今思えば、憧れの対象だったのかもしれないな。」
(母)槐【illust/55559818
「母も前向きな性格だった。何をやっても上手くできない俺を心配してくれた暖かい人だったな。」

■(姉)舞燈ちゃん【illust/56449390
「狩りの才能も無かったり・・・昔の俺は本当に惨めだった。しかし、自由な生き方をする姉もまた目標だったりしたのだよ。」

⬛(兄)錦【illust/56118028
「弓の才能も歌詠みの才能も持った兄さんの背中をいつも追っていた。立派に雲居の射手を務める、防人の一人だ。」

■銀杏を纏う少年の話
その子は何をやってもうまくいかない、出来の悪い子だった。
雲居の民は俳句や短歌を嗜む者が多かったが、歌を詠む才能も無く、
母の役職であった射手を受け継ごうにも、弓を上手く扱えなかった。
どうしたものか。否、その少年自身が悩んでいた。
少年は晴天祈願の浄雲の舞いを見るのが好きだった。
浄雲の舞いは見る者の心も晴れ晴れしい気持ちにする踊りだからだ。
「僕もあんな風に、みんなをいい気分にできたらいいのに・・・」

いつしか少年は、見様見真似で浄雲の舞いを会得し、
舞手として防人となった。
こんな自分でも何かできる事を証明したのだった。

■なにか不備など御座いましたら申請と紛らわしくならないように、コメントにて報告お願いいたします。

■素材お借りしました。【illust/51190867

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2016-04-12 12:24:34 +0000