開催おめでとうございます illust/55554290
▽歌江 音葉 (うたえ おとは)
予備校生 165cm 女 18歳 12/1生 受験に失敗して人生の岐路に立ってる浪人生です
基本的に無関心でクールかつドライ。勉強するときだけ眼鏡をかけます。お部屋は和室洋室の2DKで、本人は洋室を使っています。和室はほぼ物置。
音楽一家で生まれ育ったが、家族ほどではない自分の才能に限界を感じていて、ピアノやバイオリンなどそこそこできるが本人はどちらかといえば作曲することが好き。命令されてるみたいだから名字で呼ばれるのは好きじゃない。歌わないよ!
髪は受験に失敗した勢いで染めました。実は子供好きで、子供の前だと愛想よくにこにこ笑って面倒見がよくなります
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♡すてきなゲストさんをお迎えできました
柴田 心くん【illust/56195834】
人生の岐路に立ち始めたある日 捨て犬にしては大きい同居人を拾った
「柴田さん、でいいですよね。そっちの和室使ってください。一人も二人も変わらないのでご飯は私が作ります。いらないときだけ連絡ください。その他の家事は各自で。‥‥他になにか聞きたいことありますか?」
「へー、そうなんですか。オムライスは簡単だから結構作るんですけど‥‥あ、それちょっとケチャップかけすぎです」
その人は、よく喋って よく笑う人だった。毎日が少しだけ…ううん、かなり明るくなったけれど、それだって私にとっては大した変化じゃないし、興味もない (……はず、だったんだけど)
「子供と遊んだり、話したりするのって…その、癒されるから」
「昨日の夜歌ってたのはバンドの曲ですか? あ、歌うのとかは別に構わないんですけど…CDとか、作ってないんですか?」
ただの物置だった部屋から聞こえてくる歌は、たしかに上手とは言い難い。だけど、どうしてか心地よくて、勉強するときに使っていたヘッドフォンにはいつのまにか埃がかぶっていた
「好きだとか嫌いだとか、そんなこと言ったってなんの意味もないんです」
「‥‥諦める勇気も、諦めない勇気も出なくて、私はきっと決断をしないままなんとなく この道を外れないように進むんじゃないかなって思って」
目の前にはずっと 自由に音楽の夢を追ってきた人がいる (羨ましくないわけがない)
「柴田さんは、これからどうするんですか」 いつからか興味・関心を向けることに抵抗はなくなって
「‥‥あなたの話を、もっと聞きたいです」 純粋にこの人のことを知りたいと思った
これからのことを決めるのはこわくて不安でたまらなかったけど、同居生活だけはずっと、楽しくて幸せだった。無責任じゃない、私を考えて言ってくれた言葉に勇気をもらえたから、
「…その言葉に、甘えてもいいですか?」
あなたの心で、私は変われた
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2016-04-04 15:00:06 +0000