【新津今昔物語】次illust/56066912
昔々、新天地が閉ざされるよりずっと昔。
新津の都に「連」と呼ばれる若者がおりました。
連は帝の命により新津各地へ赴き、悪さをする妖や悪人を退治しておりました。
大きな太刀を軽々と振り回し、血も無く涙も無く、しかし猛々しく連は戦いました。
勇猛なその働きに帝はたいそうお喜びになり、都の民草はいつしか若者を『大連』と呼ぶようになりました。
一方、各地で連に成敗された者共は都からやってきた若者を『鬼斬り連』と呼び恐れました。
連の携えた大太刀『椿切』は、今も新津のどこかで血を求めて戦っております。illust/55672182
【大連武尊(オオムラジタケルノミコト)】
新津の昔話に出てくる『鬼斬り連』と呼ばれる若者。
新津の帝の命令によって新津各地で妖魔退治を行ったと言い伝えられている。
彼は新天地が閉ざされる前に活躍した英雄で、新天地であった戦で戦死したと言い伝えにはある。
鬼族の間では鬼を斬りまくったとんでもない男として伝えられており、
こちらの昔話では「最期は鬼に討ち取られた」というオチが定番になっているようだ。
とある香炉illust/55954900によって姿を現すことがある。
喋り方が古めかしい。豪快だが、真面目な性格のようだ。
//第四章「新津新天地編」illust/55643642、オハラ国illust/55643541
//第二章「四季の島」illust/55944238
//テーマ企画【illust/49662235】
2016-03-28 14:59:56 +0000