「歩兵の小隊か・・・あれは銃か?だとしたら面倒だな・・・」
騎馬隊に先行して斥候を行っていた巫夜だったが、見慣れない武器を装備したオハラ兵の小集団を発見した。斥候を始めたのは数刻前、そろそろセタの率いる本隊もかなり進軍しているだろう。一度本隊に戻り、報告を行うべきかとも考えたが・・・。
「・・・相手は少数。今、ここで仕留める!」
敵が銃を扱うというであれば、騎馬にとっても厄介な相手となる。むしろ相手が嫌うのは間合いの内側、接近戦のはずだ。
「奇襲を仕掛け、短期決戦を狙う。生身で銃弾を掻い潜るなんて真似は出来ればしたくはないが・・・やるしかないか。頼むぞ、『大歡摘』・・・!」
巫夜は愛刀の鞘を強く握り、一息に敵中へ踏み込んだ―――。
巫夜戦場ログインです。とりあえず一人で敵部隊に突っ込んで行きました。脳筋か
セタ様が騎馬隊を率いている的な話はこちら(illust/55976918)を汲みつつ勝手に脳内変換しました。巫夜は発見した敵戦力の殲滅を狙って戦闘中です。この後の流れ的には「戦闘後セタ様の隊と合流」「形成が悪化し敗走、単独行動を続ける」「戦闘が長引きそのままオハラの別部隊と遭遇」等、どんな感じでもよいかななどと思っております(人はそれをノープランと呼ぶ)。何か不都合等ございましたら、どうぞパラレルorスルーでよろしくお願いします。
※祓鞘『大歡摘』の作用について補足:
夜喪津軍を抜刀することで効果が強く発揮されるようになります。精神を落ちつける作用は単純に動揺などを抑えるほか、持ち主の感覚を研ぎ澄まさせて常人を越えた反応速度を与えます。具体的には目に見える範囲から撃たれた銃弾を紙一重でかわせるくらい。その分精神へ与える疲労も大きく高まります。
お借りしました。
赤傘猟兵(illust/55657157)
どうやら接近戦がお得意の兵団らしいです。あれこれ巫夜が超絶不利なのでは(ぉ
巫夜(illust/55732788)
2016-03-27 07:24:24 +0000