【YofH&E】ドール【第2期】

おとよし
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「強くあればあるほど、美味しいなんて不毛だと思わないか」

▼ドール(Doll)
性別:男 年齢:24歳 身長:173cm
一人称:私 二人称:君、呼び捨て
天の民【天:25/地:0】

父:ゼーレ(illust/55262005
「父様は母様に悪戯してからかうような困った人だったけれど…うん、私が知る中で一番幸せそうだったよ」
母:ツヅレ(illust/55397091
「母様のように、もっと強くありたかった。
でも、人形のようになれたら、なんて言ったけれど…この名前は気に入っているんだよ」

妹:ヰナミ(illust/55921320
「元気なことはいいことだけれど、悪戯はほどほどにね」
「ヰナミと話すのは好きだよ、元気をもらえる。
…君の言葉の一つ一つに意味があって、私の魂を温かくしてくれるんだ」


アルターリア族【illust/55262005

魂を喰らわなければ生きられないアルターリア族の血を受け継いでいるが、
その持ち主の記憶や想いを読み取る能力を物体の供養を生業とする母から受け継いだ為に、想いの強い魂を食らうことに抵抗がある。
しかし生きるために、未練や後悔のある魂を渋々喰らって生き永らえている。
少々人見知りで、生身の人間より意識を持たせた物と会話していることが多い。

▼スキル
【魂の収集】
魂を集め、カンテラの中に収めることが出来る。
元々人の魂だけしか集めることが出来なかったが、物体の魂をも集められるようになった。
またその魂に触れ、持ち主の記憶や想いを読み取ることが出来る。

【冥界の主】
宿る想いの強い物に意識を与え使役する力。
大切にされてきた物、永く世に存在する物ほどより豊かな意識を与えられる。

♡素敵なご縁を頂きました!(3/27)
ロワさん(illust/55566103)

「…驚いた。こんな時間に人に会うのは久しぶりだ。
帰り道が分からなくなったのなら、私が案内しよう」

その暗闇に似つかわしくない、可憐な少女がそこに立っていた。
カンテラの光に照らされる少女は、あまりにも澄んでいて、
「私も、人や物の魂を食べるんだよ。…ふふ、似た者同士だね」
他人の影と血を食べるという彼女に、親近感を覚えた。
明るく笑う彼女に、彼女の魂に、酷く魅せられた。
「君を見ていると、お腹が空いて仕方がないんだ。
ああ、なんて綺麗で、純粋で、真っ直ぐな魂…」

この感情は抑制しないといけない。理性を、保たなければ。
目の前にある甘味に、手を出してしまいそうで。
「お願いだ。…私を、許さないで。
君を美味しそうだと、食べてしまいたいと思う私を、一生許さないで欲しい」

それだけが、自分への戒めで。
「嫌いじゃない、嫌いになるわけない。…なれるわけないよ」
「私の影も、血も、全てロワに捧げよう。
才能が目的じゃなく、君に食べて欲しいんだ」

それでも、どんなに抑制しても、我慢しても、戒めても。
どうしても溢れるものは抑えられずに。
「…ああ、いや、君に捧げるのはそんなものではないね」

「好きだよ、ロワ。ただ傍にいたい」

ずっと空腹でもいい。だから、


「君の言葉で前を向ける。君の存在が、臆病な私を救ってくれる。
ロワ、君の前でなら、私は強くなれる気がするよ」
「与えてもらってばかりだ、私は。…私も君に、ロワに、何かを与えることが出来ただろうか」


「ありがとう、愛しい人」

企画元様:天と地の世界樹(illust/54032140

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2016-03-15 12:44:17 +0000