「今日も聖者様の思し召しに感謝をいたしましょう!」
こちら(illust/54032140)の企画に参加させていただきます。
ノラン・ホワレ(天 10pt/地:0pt)
♀/24/157cm/天の民所属
極彩色の聖職者と呼ばれる種族の女性。
とある特殊能力をもった「聖者」を崇め、敬虔に尽くし、奉仕し、尊ぶ。
一族の教えを順守し、日々を過ごしている。
母と父に慈しまれ育ち、なにを疑問にも不満にも思うことなく真直ぐ育ったノランは
よく言えば朗らかで穏やかな控えめな女性。悪く言えば、能天気で、少しだけ自分の意思が弱い。
素敵なご縁を頂きました!地の民:灼絶さん(illust/55019059)
「あの、あの、どうか、お気になさらないでください…!それよりも私、うるさくはないですか?煩わしくはありませんか…?」
「灼絶さん、わたしね、わたしの瞳は、余り色を映すことはできませんけど、でも、灼絶さんの色は、とても美しいと思います。
見えていないのにおかしいって言われると困ってしまいますが…でも、灼絶さんはとても綺麗だって、そう映るんです」
「わたしは幸せです。あなたの隣にあるのが、わたしで良かったと、そう心から思っています。だから、お願い、謝らないで。
最期の時まで、わたしはあなたといたいの。それがわたしの幸せだから…。灼絶さん、わたしあなたと添い遂げるの」
彼女の瞳には、彼はただただ美しい藤色にみえた。
彼の佇まい、優美でたおやかな彼に、それはふさわしい色に見えた。美しい人だと。
彼はいつも言う。わたしが伴侶で申し訳ないと。
彼女はいつも否定する。私はあなただから添い遂げるのだと。
いつか共に在れるときは終わりを迎える。けれど彼女は、彼と共に在ると、自分で決めたのだ。
それが幸福だと知ったから。
「お願いがあるの、灼絶さん。あのね、わたし、あなたを最後に映したい。あなたの美しい藤色を、最後の色にしたい。
ねえ…いい、ですか?灼絶さん。お願い。あなたの色で、私の視界を、閉ざして、ほしいの。」
彼女の瞳は、彼の美しい藤色以外の色は、もう映さなかった。――映す意味もなかったけれど。
そんな彼女の瞳は今や、もうその藤さえ映さない。何もうつさない瞳で、けれど彼女は幸せそうに微笑む。
この世の何より美しい藤色をたたえながら。
■極彩色の聖職者■
限りなく清らかな内面を表すかのように、混じりけのない
鮮やかな色彩を纏う彼女たちは、その色彩に応じ、特殊な力を発揮する。
澄んだ泉の色ならば、泉の水を操り、萌える若葉の色ならば、
生命力の活性化を促し、輝く星の色ならば、どんな暗闇をも照らし出す。
彼女ら一族の崇める聖者(illust/55198798)
「聖者様、ノランはこの地で生きて、とても幸せでした」
「でもでていかねばなりません。私の幸福は、もうこの箱庭ではなくなってしまいました。今まで、ありがとう、聖者様」
■スキル:色喰鬼 賜った色に応じて特殊能力が発露する体質
信仰心 今日も聖者に感謝をささげる■婚姻について
所属、種族、性別等、関係なく何か良いご縁があればと思います。
もしメッセージをいただいた際には即日~三日程でお返事をさせていただきます。
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キャプションは随時編集します。
2016-02-07 17:17:24 +0000