【YofH&E】灼絶【第1期】

黒桐@多忙
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天と地の世界樹illust/54032140

「…次の世代へと繋げられたら、それで良いのだと思います」

◆灼絶-シャクゼツ-
∟男/24歳/178cm
∟一人称:私/二人称:貴方、呼び捨て

◆玉楽鬼-ヌナト-
眠り逝く魂へ祈りと安らぎを込めた楽を奏で、途絶える事無く捧げ続ける一族。
同時に、魂に寄り添いながら生きている為、死者と生者の狭間で生きる者たちでもある。
各々が得意とする楽器を使い、魂に捧ぐ楽を奏で継いでいく。
陶器のように白い肌と髪、そして角が特徴。

玉楽鬼の一族の青年。感情の起伏が大人しく、静かな佇まいをしている。
個としての意識が薄く、一族がそう示すなら、という思考で動く事が殆ど。
その為、あまり自己主張する事も無い。
今回の婚姻に関しても、選出されたから臨んだというもの。
己の意思では無い決定であっても、彼にとっては関係の無い事で、逆にこんな自分を
伴侶として婚姻を結ぶ相手に申し訳ない、と思っている。

◆Skill
∟【永魂楽】
 一族が奏で、親が子へ、また子が孫へと次世代へ教え、受け継いでいく。
 眠る魂へと、一度も途絶えずに捧げ続けている音。
∟【手向けの送り唄】
 灼絶が時折気紛れに口遊む唄。新たに旅立っていく魂へ、ほんの少しの慰めと、
 迷わぬように辿り着けるように。指し示す道標と小さな加護。

◆玉楽鬼の婚姻―――『魂礼』
文字通り、魂と魂を結び、そして分かち合った魂から子が生まれ落ちる。
心臓が位置する左胸に、互いに手を当て、名を呼ぶ。
そうした婚姻儀礼と生殖方法からか、同性の夫婦も珍しくは無い。

◆◆素敵なご縁を頂けました…!(2/9)
天の民:ノランさんillust/55158858
「貴女からすれば、私のような者は接しずらいでしょうに…すいません、本当に」
「ノランが纏う色は、私にとってはあまりにも鮮やかで眩しく映ります。…だからこそ、貴女に相応しいか、不安で、」
「私は今まで、己の意思を持つ事をしませんでした。けれど、ノラン。貴女と出逢い、私は誓ったのです。
 世界樹へ還り、別たれてしまうその時まで…私は、貴女の側に在り続けると」

鮮やかな色を纏う彼女は、己とは真逆に輝いて見えて。
こんな自分では、不相応ではないだろうかと不安が押し寄せたりもした。
それでも優しく穏やかに笑う彼女を見ると、温かな気持ちに包まれる。
ああ、これが。

これが、幸福なのだと。


「ええ、貴女が望むのなら。貴女のその両の目が、私の色で満たされるのなら…捧げましょう、ノラン。貴女に。
 ノランの代わりに、私が色を映します。惜しくなどありません。貴女の最後の色になれるのですから」

己の色を最後に、鮮やかな色を映す事を止めた彼女の瞳は、藤色。

美しいと言ってくれた己の色を、最早その目が映す事は無い。捧げた色を両目に宿していても。

けれど、それで良い気がした。彼女が幸せそうに笑ってくれるなら、それで。


◆何か問題などがございましたら、各種ツールにてご一報下さい。
◆キャプション随時編集。

移ろう白は祈る。これから訪れるであろう、大きな闇を憂いながら。
けれど、確かな光を望みながら。寄り添ってくれる優しい温かな色に、微笑んでみせた。

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2016-01-31 15:02:39 +0000