天と地の世界樹【illust/54032140】様に参加させていただきます。
◆アステル - Aster -
女/16歳/145cm
ポイント 天 0pt/地:10pt
◆素敵なご縁をいただきました!
❤地の民 アルセ様【illust/55141556】
独り故郷の森から旅立ったアステルは、その旅路である女性を見かけます。
その女性は道行く人が困っているとすぐに声を掛け、何かと世話を焼いていたのでした。
咄嗟に隠れた木の影からじっとその様を見つめていたアステルはそれを不思議に思います。
そうして女性が再び歩き始めた時、少し躊躇った後に思い切って女性に近寄って行きました。
「あの、おねえさん。きみはどうして、皆を助けているの?
だって、知らないひとなのに。……なんで?」
「そう、なんだ。……ぼくが見ているものは、おねえさんの役に立てることなの?
でも……ぼく、おねえさんと一緒に行く…! 行きたい…!
ぼくの名前はアステル。キャストラルの、アステル。おねえさん、よろしくね…!」
そうしてアルセと名乗った女性と旅する事になったアステルは、旅の中で様々なものと出会います。
見たことのない楽しいもの、思わず笑顔になってしまうような温かいものから、
首を捻ってしまうような不思議なもの、そして胸がぎゅっと締め付けられるような辛いものまで。
それらをすべて呑み込んで思い出にしてこられたのは、いつも隣で見守ってくれた存在のお蔭でした。
「アルセ。本当はね、アルセと初めて会った時のぼくはすっごく怖かったんだ。
ふふ、アルセにはお見通しかな。でもね、あの時きみが手を差し伸べてくれたから、今ぼくは笑っていられるんだよ。
アルセ、ありがとう。――だからね、きみが悲しい顔をする理由を教えてほしい。
ぼくの出来ることなんてちっぽけかもしれないけれど、今度はぼくがきみの力になりたいんだ」
穏やかな日々を生きる中、やがてアステルは知る事になります。
心優しい彼女が時折その顔を翳らせる元凶が、彼女と生きているこの素晴らしい世界を苛む澱だった事に。
――長い長い、旅路でした。
怯えていた幼子が大きく成長し、自分の意志で外へと歩いていくようになる程に。
そうした年月を経て、最後にアステルはようやく答えを出します。
「好きだよ、アルセ。この世の何よりも大好きだ。
きみが嫌だというのなら、ぼくもそうしたい。どんな最期になったって、それでいい。
だからもし、きみがその道を進んでいくというのなら……その隣に立っているのはぼくでありたい」
いつでも優しく話を聞いて下さり、時には背を押していただける年上のお嫁様です!
最初は縋るような思いでその背中を追いかけていきますが、やがて隣に立って支えたいという思いを抱き、
いずれは伴侶としてお心に寄り添えるようになれればいいなと思います…!
どうぞよろしくお願いいたします!
◆星呑猫 キャストラル ( せいとんびょう - )
『かつて一匹の猫が空から滑り落ちた星を呑み込んだ』という伝説を持つ一族。
宝石を呑む事でその色に応じた魔法を使用する事が出来る為、誰かに手を貸したり使役される事が多い。
それぞれ得意な魔法に関連した瞳の色を持ち、中間色はそれぞれの特徴を持ちあわせる事もある。
また、身体のどこかに星に似た結晶が具現する。アステルの場合は喉。
【瞳の色:魔法】
銀 :増幅
赤紫:身体強化
青 :精神強化
黄 :形質変化
黒 :吸収
※必ずという訳ではないので、あくまでご参考程度になればいいなと思います。
◆スキル
・スターエンチャント
星呑猫に伝わる、宝石を取り込んでその色に応じた魔法を使用できる能力。
得意な魔法は少しの宝石で効力が出るが、苦手な魔法は普通よりたくさんの宝石がいる。
・スペシャルジェム【増幅】
生まれつき得意としている魔法と対応する宝石の事。
アステルの場合は銀色の宝石であり、その効力は増幅。
大体手のひらサイズの宝石で十分な効力が発揮できる。
投稿内容に問題があった場合は、お手数ですがメッセージでご連絡いただけると幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
キャプションは随時編集します。
2016-02-07 15:43:19 +0000