【千国大河】荊冠の語り手 ロザリオ【最終期】

海賀さん
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千国大河【illust/50050950】継続参加です。
 
 
 
 もしも君が荊の冠を被らなければならなくなったら
  その時は 俺が代わりにその役を担ってみせようじゃないか
 ――愛とはきっと、そういうものだ。

 
 
 
■アベル=ロザリオ
□ポイント:500pt(内訳 強靭:0 知能:400 器用:0 機敏:0 幸運:100)
 
■絆関係
前期:illust/54002597

一期絆相手: 魄神国の長 咒鼎来祇緋胤様illust/51711169
***: 咒鼎来祇禊琅様illust/52332169

二期絆相手: シュトラブリューテ宗主 シャルラ様illust/52402614
***: ヴァインロート様illust/53081453

四期絆相手様: 忠誠の黒き剣 ルイス・バークレイ様illust/53951599
***: ブリッツエルデ総統補佐官 アドラー・バークレイ様illust/53964414
 
 
■ロザリオ / Rosário 軍師アベル / Abel
無所属/約270歳/男/170㎝台
「みっともないね、捨てたものをまた拾うなんて」「………俺の話だよ」
かつて祖国を滅ぼした青年騎士――の、成れの果て。
自らが殺した民たち、通称「軍団」に精神を蝕まれつつあったものの、なんとか脱却。
その後、左脚と右目の視力を犠牲に「軍団」自体との利害関係を解消した。割に合わない気がする。
解消の際に軍師としての肩書と「アベル」という偽名を捨てている。
ロザリオとは祖国への情と共に心の隅に追いやっていた、彼の本来の名前である。
長らく名乗ることの無かった名前のため、「アベル」=「ロザリオ」であることを知る者はもういない。

現在はとある国の片隅で、町の子供たちに自身の冒険譚を聞かせて暮らしている。
実話だとはあまり信じられていないが、そこそこに好評な様子。

彼を喰らわんとしていた「軍団」の呪いによって生かされていたも同然なので、もう長くは生きられない。
既に彼自身に与えられていた寿命は終わっており、あとは静かに最期の時が訪れるのを待つだけである。
つまり隠居。穏やかな老後を目指そう。

どうしても逢いたい人物がいる。

*編集中*
 
 
 
■絆に関して
こちらのキャラクターは絆関係を見送ることにいたしました。
今まで絆を結んでくださった皆様、ありがとうございました!
 
 
▼既知関係は随時募集しております。

▽返信は即日~二日ほどお時間をいただく場合があります。

何か問題等ございましたらメッセにてご連絡いただけると嬉しいです。
 
 
 
 
 
その昔、兄は弟を殺した。
彼は兄より優秀で、兄はそれが許せなかったという。
だから、殺した。
殺したはずだった。
だが、彼は戻ってきたのだ。
黒い影を率いて、死んだはずの弟は 兄の首を討ち取った。
それから、彼は祖国を滅ぼした。自分を殺した兄を許した祖国を滅ぼした。
罪なき人をも殺した彼は、大罪人となった。
纏わりつく影が形を成すようになったのは 無辜の死者たちの嘆き故か。
自らの憎悪を喰らい成長する影に、弟は恐怖を感じた。
影は、強い感情を持つ者からそれを喰らう。己の憎しみに喰われる前に、なんとかしなければ。
そして彼はとある方法を思いついた。

「――さぁ、30年の契約をしよう。悪魔の手にも縋りたいんだろう」
「契約の対価は負の感情。それだけでいい」
 
「そう、たったそれだけだ」

 
自分から影の意識を逸らし続けるために、他者の感情を利用する。
それは成功したはずだった。
いや、現状、成功してはいるのだ。
彼にも誰にも予想しえなかった、ただ一つの大きな誤算を除いては。

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2016-01-01 21:44:50 +0000