千国大河【illust/50050950】に最終期も参加させていただきます。
◆名前:マナ(種族:エティエンヌ【novel/5782266】)
◆ポイント:500pt(強靭:0 知能:150 器用:50 機敏:0 幸運:300)
・先代:アンブローズ【illust/53825392】
「ローズくん! あのね、少しだけお買い物に付き合ってほしいんです。ローズくんお仕事続きですから、気分転換も兼ねて!」
・先代絆相手:フェラーチェ【illust/53824711】
「ラチェちゃんがローズくんにあげたレシピ、私も大事に受け継ぎます。きっと誰より上手に作れるようになってみせますよ!」
・先代絆相手今期:フォルトゥナ【illust/54365086】
「トゥナちゃん、ただいまー! 私がいない間に変わったことはありました? 風邪は引きませんでした? お姉ちゃん心配で!」
◆申請等に関して
・絆は結び終えましたが、既知関係は引き続き募集しております。接点ありそうでしたらお気軽にどうぞ。
・もしメッセージをいただけた場合は、お返事には即日~最長3日ほどお時間をいただくかと思います。
* * *
◆追記(最終更新:01/13)
【絆】シュヴァルツベルク王国 議員見習い コメットさん【illust/54453890】
翼持つ者の国。そこは、元は峻険な山に在ったことから、有翼種族に明確な特権が存在していたことで知られていました。
侵略と革命を経て遷都し、大きく様相を変えたというその王都が旅路の近くにあると聞いたので、興味が湧いて足を運んでみました。
しかし――困りました。なんといってもこの街、とても大きいのです。見事に道に迷いました。
今日のお宿だけでも決めてしまわねばと思っていたところで、声をかけてくれたのは、白い翼に金の髪が眩しい男の人でした。
「……はっ、み、見惚れてしまっていました。あ、いえ、なんでもないです! 旅の者です!
仰る通り、お恥ずかしながら迷子で……え、いいんですか! やったあ、有難うございます! このご恩は必ずや……!!」
「ふふ。いや~突然倒れるんだもん、びっくりしちゃいました。ダメですよ~、日頃からお日様に当たって、運動しなきゃ~。
気分は大丈夫ですか? 気持ち悪いとかあります? 転んだ時に頭を打ったはずですから、一応検査しておいた方がいいですよ。
……、……ちょっとお顔が熱くなってます? そうでもない? ……ふふ。いいんです、膝枕は声をかけてくれたお礼ということで。
……えへへ、迷子の時に心配してもらえるって、すごく心強いんですよ。有難うございました。」
「あや。コメットくんの方が年下でした? まあ……。いえ、私はそんな気はしてましたけど……。
ふふふ、私のほうがひとつお姉さんなんですね。じゃ、今日はお姉さんが甘やかしてあげましょうか?」
「はい、コメットくん、いいですか! 毎日だいたい八時と十二時と十九時にはご飯ができています。十五時にはおやつです。
だいたいそのくらいの時間にお腹が空くリズムで生活して、ご飯時くらいは出てきて下さい! お返事は!!」
「三十年ほど前……この国が王を戴く議会制になった頃、この地域では国々が共和制になる流れがありましたよね。
政変、それも民草に主権の一部をというのが、この地域の主な時勢の流れだったんでしょう。
同時期の遠方では変わらず君主制が続いていますけど、こっちの共和国と物流で繋がっている国は、最近選挙制度が導入されて――」
「……。……ん? 何してるのって……見てました。コメットくんを」
遠く、でも手を伸ばせば届かないはずはないと、自分なら届くはずだと夢を語る横顔は、すごく眩しくて。
もう大人の男の人なのに、瞳はまるで少年のよう。いつしか彼がその夢を叶えるところを見たいと、心の底から思っていました。
「あのね、私、コメットくんが夢を話してくれる、その顔を見るのが好きなんです。きらきらしてて、すっごくかっこいいです。
いつかコメットくんが夢を叶える時に、一番近くでそのお手伝いをしてるのが私だったらいいなって……ううん、なんでもないです」
「いっしょに……、……って、そ、それは、……っ、ふ、ううううう、うーーーーーっ!
い、いい、いやなわけないじゃないですか……! うれしくて、う……うれし、くて……!! あのっ……、……っ。
……わ、私で良ければ、お傍においてください。あなたの、お嫁さんにしてほしいです……!」
この国の歴史書を繰ると、重厚な物語のように繋がり重なる文字列と、添えられた肖像画の数々にいつも圧倒されます。
けれどもう、それは遠いだけの物語でも、他人事の歴史でもないのです。
「……きっとそのうちコメットくんも、こうして歴史の教科書に載るんでしょう? そしたら私、もう大変です。
コメットくんの載った本や雑誌、みんな買わないといけないですから! 今からわくわくしますね!」
※この絆をもちまして、マナはシュヴァルツベルクに所属させていただきます。
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問題・疑問点等ありましたら、お手数ですがご連絡ください。
最後になりましたが、企画主催様、ご縁を繋いでくださった皆様、見てくださっていた皆様に感謝します。有難うございました!
2015-12-31 15:11:21 +0000