素敵な企画【illust/52333018】に二人目失礼します
「いらっしゃい、今日は何のお薬をお望み?」
「お代?ああそんなのいらないわ だってお客さんの治って嬉しそうな顔を見たいの」
「きっとお客さんまた来ると思うわ ふふっ勘よ、勘」
「勘なんて嘘。だって薬と一緒に病をあげてるのは他ならぬあかつきだもの」
◆名前:夜野 暁月(やの あかつき)
種族:白澤と夜雀と病猫鬼と骨女の血を引く妖怪
年齢:21
身長:160cm
一人称:あかつき 二人称:呼び捨て/~さん・お前・お客さん
好き:人の笑顔と絶望した顔、赤い色
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薬屋を営む妖怪と無邪気で病をふりまく妖怪の間に生まれた子。
父の開いた薬屋を継いでいる。
夜雀の血が薄れた事に伴い呪いが薄まったのか白澤の目は昼でも一応視えるようになったが
とてつもなく弱視かつ白黒でしか見えていない。
夜は本来の位置の目も含めすべての目がしっかりと見えている。
両親にあまり構ってもらえなかったこともあり相当な寂しがり屋で構われたがり。
薬師として薬を振舞う一方で、代わりに新しく病を撒いたり薬に死なない程度に毒を混ぜてみたりと
気に入った相手が何度も自分の所に通ってくるように仕向ける。
治って喜ぶ顔も好きだが、さらに重い病にかかって絶望しながら自分を頼ってくる顔も好き。
母のように両手が骨となっている為袖で隠していることが多い。
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父のように気に入った相手を奥の部屋に閉じ込めたりは
しないが上記の通り気に入った相手こそ苦しめたがる悪癖がある。
あまりにも両親に相手にされていなかったため目的が薬とはいえ、
縋られる事を相手から愛情を向けてもらっているのだと錯覚している
家族
父:新月
「どうして父様は母様しか見てくれないの?
寂しいよ」
母;赤紅さん【illust/53314530】
「母様母様、今日はあかつきとも鬼事しましょ?
どうして動いてくれないの?」
妹:深棕ちゃん【illust/54159812】
「おかえり、深。ふふっ今回はどんな愛をあげてきたの?あかつきお姉ちゃんに聞かせて?」
弟:朧月
「あいつは嫌い。あかつきの前でも顔見せなくて気味が悪いの」
妹:月白ちゃん【illust/54208816】
「お前は本当にかわいいねぇお爺様がお婆様にしたように羽根を手折ってしまいたくなるわ…冗談よ。大好きよ月」
❀素敵なご縁をいただきました!
四方山 彼方さん【illust/54104303】
薬が増えてきたから調度品を買いに偶然足を運んだ骨董品屋であいつに初めて会ったの。
穏やかな口調とあかつきの大好きな赤を持つあいつに惹かれない筈もなく、いつものように
帰り際に病を撒いてあげたの。
いつあいつが来るかななんて数日そわそわしていたら思惑通りにあいつが来てくれた。
嬉しくて思わずはしゃいじゃったけど撒いた分の薬とまた別の病を撒いて帰して
また、あいつが来るのを待つ。
いつあいつはあかつきに苦しそうな顔を見せて縋ってくれるかなって楽しみに待っているのに
待てども待てどもあいつは苦しそうな顔を見せてくれない……
いっそ重い病でも撒いてやろうかなんて思ったこともあったけれど
あいつは"人間"なのだから重い病を撒いて早々に壊しちゃうのも面白くなくて踏みとどまったのよ?
もしかしたらあいつが居た店に何か秘密があるんじゃないかって今度はあかつきから会いに行ったの。
何度も足を運んでもやっぱりわからないからもう気になって仕方なくてある日、
あいつに「お前の事が不思議で仕方ないから傍でお前の事見ていたい」って言ったら
あっさりと快諾してくれて、奥の部屋へと招かれた。
爺様も父様もそうであったからあいつが言わんとしていることはわかったよ。
でも、断る理由なんてないし、
悪くされたら重い病を撒いて逃げればいいし
悪くはされないっていう自信もあったからあいつの御願いを聞いたの。
最初は甕しかなくてつまらない部屋だったけど、あいつはあかつきの為にいろんなものを
用意して、いろんな事を教えてくれた。
あいつは仕事もあるからたまに前みたいに病を撒いたりしたけれど相変わらず
苦しそうな顔を見せてはくれないけれど、それでも今こうしてここにいる事が当たり前に
なってしまったからそれはそれでいいかなって思うの。
本当はね、鍵がないから簡単に外に出られる事、知ってるのよ?
でも、あかつきはあかつきの意志でここからでないの。
だって彼方といるとあったかくて優しくて、あかつきの事だけ彼方が見てくれるんだもの。
恋人はその相手だけを見るものなんでしょ?だからあかつきも彼方の事だけ見られればそれで幸せ。
◆婚姻以外の関係は随時募集しておりますので、お気軽にどうぞ。
【twitter/Yuto531】
キャプション随時更新予定
あかつきね、今まで彼方と一杯いろんなこと話してきたけど
ちゃあんとどれも覚えてるの。
だから、彼方が「魂になって傍に居よう」って言ってくれた時、涙が出るほどうれしかったのよ。
それからまた一杯いろんなことを決めていく中で、
あかつきのわがままも聞き入れてくれてありがとう。
決行の日、まるで口付けを交わすような距離で彼方と向かい合う。
初めて見た彼方の目は今まで見たどんな宝石よりも綺麗に見えて
まるで吸い込まれそうだったの。
本当に吸い込まれているみたいに意識が遠のいていく中で微かに聞こえた
彼方の声……
言われなくてもちゃんとずっと見てるよ。
だってあかつき、彼方の事
あ
い
し
て
2015-12-14 17:03:52 +0000