【千国大河】淡雨の深淵レイニーアビス【第五期】

きらみ
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千国大河illust/50050950

国名:レイニーアビス [Rainy-Abyss]
人名:ルノン(瑠音)・ペラジック [Runon・ Pelagic] / 髪の色:雨雲と晴れ間の空色 眼の色:ヒメアジサイ(青~赤)


200pt [ 強靭:60 知能:35 器用:10 機敏:5 幸運:90 ]

半水中に沈んだ雨の国です。
(雨で出来た大きな水たまりに沈んだ大地の一部が海と繋がって、陸からも海からも行き来できるイメージです)
海が干上がる・雨を降らなくさせるなど、国の設定がひっくり返らなければ、
国としても人としても、友好・敵対・貿易・因縁などなど、何でも大丈夫です。
所属や詳細は一期CSillust/51824636に記載しています。3枚目は影への返答?です。

前期からの絆
淡雨の深淵レイニーアビス リュノ・ペラジックillust/53357687
「お母さまがお父さまと恋したみたいにね、いつか王子様やお姫様と出会えたら素敵って思うの。欲張りなのはお母さま譲りかな」
マチルさん・ルチカさんさん:illust/53316261
「お父さま!今日はガラスのお花が欲しいの。自分でも作れるけど、お父さまが作ったやつがいいなって。ね、だめ?」
「わたしね、師匠みたいにつよくて格好いい大人の女性になりたいの。この国を愛してるから。言葉だけじゃなくて護れるように」

マリンさん:illust/53825395
「おかえり、マリン。おいで、髪といてあげる。今夜は一緒に寝るでしょ?お話は明日の夜いっぱい聞かせてもらうんだからね」


黒影犬 癒影さん:illust/53824729
水面を揺蕩い毎日を穏やかに過ごす少女の前に現れたのは、
天使のように大きな羽を携え、犬のように艶やかな毛並みをして佇む美しい姿の女性でした。
一目見た瞬間に生まれたのは、恋心より先に溢れた独占欲。
2人が親しくなるのにさして時間はかかりませんでした。
前期絆で設立強化された警備隊の他に、癒影様の助力により医療医術なども発達することになったのです。

「(――わ、わわ…すっごくきれいな人、他所の国の方かしら。
レイニーアビスに来るのかな。でも、歓迎のキスしなきゃ陸の人は大変だし、どうしよう、声かけてみる?
…でももうちょっと眺めていたいような、――あ、待って、他の人が声かけちゃダメ…!)
あっ…あの!もしもこの海底に興味がお有りでしたら、わたしに案内させていただけませんか?」

「―またそういう!…う、嫌じゃないの。嬉しいのよ、でも、すごく恥ずかしいの。やめちゃダメだけどちょっと待って。
もう、癒影はまるで王子様…ううん、お姫様?どちらでもいいしどちらもかもしれないわ。わたしは癒影と一緒に居たいんだもの。
ねぇ、今日は癒影がこれまで出会ってきた人や土地の話をまた聞かせてくれる?」

「きっと同じよ。わたしだってうまく息が出来なくなるの。
だけど癒影はきっと大丈夫。何度だってわたしが呼吸を繋ぎ留めてあげる。
本当に苦しくなったときは…そうね、大きな声は泡になってしまうから、そっと耳打ちして。
…帰れなくなっちゃっても知らないけどね?」

「…ひとつだけ、先に謝っておきたいことがあるの。
わたしは近いうちに大切な何かを忘れてしまうわ。
何をなのか今はっきりと知ることはできないけれど、でも大体予想は付いてるの…だから、ごめんなさい。
わたしはきっと、あなたのことを忘れてしまうわ。
忘れてしまうことが、わたしの想いが本物だという証だと思ってもらえるなら、どうか…
どうか、いつか言の葉を紡げなくなって誓えなくなる日まで、わたしと共に居てください。
わたしの影として、そしてわたしをあなたに繋ぎ留めるものとして。
癒影、あなたのことを誰よりも好きだから。だから、ごめんね、大好きよ」


時折淡く紅色に灯る小さく白い薔薇が、聖堂に蔓を引いて咲くようになるのは――もう少し後の話。

既知関係
ルディさん:illust/53825158 まるで妹のように大切に思いそっと見守っています。
「玻璃水泡にわたしが作ったガラスの花を入れてみたの。いつかルディが美しく咲かせられる日まで見守ってるわ」

#【千国大河】#⚓ra#✯

2015-12-06 16:14:12 +0000