「きっといつか、せきのこと邪魔に思うときが来るよ。
あなたの人生の汚点になりたくないの。…勝手なこと言ってごめんね。…だから、ね、このまま消えさせて」
◆こちらの企画様【illust/52927020】にお邪魔します
◆蒼末 汐(そうま せき)/18歳/女/156cm 一人称:あたし、せき 二人称:あなた
どこか不思議な雰囲気を纏っている少女。朗らか。でも天の邪鬼。
暴力団組織蒼末組組長の一人娘であり、幼い頃から蝶よ花よと育てられてきたが、
両親の多忙さを目の前にしてきたため、一人で何でも解決してしまう癖がついた。
病弱で入退院を繰り返しており、周囲に心配を掛けないため栄養剤としてMermaiDを服用していた。
自身の生い立ちや性格、体の弱さから、人間関係や恋愛事を極力避けて生きてきた。自分の気持ちには見てみないふり。
自分を“面倒臭い女”と揶揄し、誰かに迷惑をかけるくらいなら自分が消えてしまえばいいと考えている。
(それでも最後の一錠まで薬を飲み続けたのは、)
◆異母姉妹:碧波 泪さん【illust/53743767】
母は違えども実の姉のように慕っています。時折彼女のもとを訪ねてはそのお話を聞く時間が楽しみな様子。
「また来ちゃった。…迷惑じゃない?……、そう、よかった」
「んーん、いいの。くらげの話、続けて。…ふふ、くらげの話してるときの泪さん見るの、好き」
◆◆素敵なご縁を頂きました!海宝寺 翡高さん【illust/53799977】
幼い頃はその背中を追いかけた。物心付いたときには目で追いかけていた。
幼い頃は知らずに慕っていたけれど、ひとつ大人になるたびに、彼と自分の生きている世界の違いを思い知らされた。
「あ…あれ、翡高…さん。ええと、久し振り?少し振りかな…
…ああ、あのお薬のこと?…うん、ただの栄養剤にはならなかったみたい」
「ううん。…いないよ、好きな人なんて」
駄目だと思った。彼を不幸にしてしまうと思った。
少しずつ距離を取ろうと試みた。自分の本当の気持ちには蓋をして、鍵を掛けようとした。
そうした分だけ、彼の幸せを願えるようになった。同時に、泡になることが少しだけ怖くなった。
「…だめ。それ以上先は、言わないで。それ以上言ったらせき、我慢できなくなるよ」
「あたし、迷惑掛けるもの。得意なんだ、昔から…あたしのお父さん、翡高さんも知ってるでしょ?
今は良くても、1年後…10年後は?…大丈夫、これから先、あたしなんかよりもっと良い人に出会えるよ。
綺麗で、身体も弱くなくて、…もっと翡高さんに相応しいひと。
…それに、あたし性格も悪いもん。だって、迷惑かけるのわかってて、最後くらい我が儘言っても良いかなって思ってる」
「……翡高くんのせいだよ、ばか」
「あなたのことが、大好きです」
「ね、だからお願い、嫌いって言って」
◆申請に関して 性別等問わず素敵なご縁があれば幸いです。
特にNG等はありませんので、前向きな関係、後ろ向きな関係やメリバ他、どう転ぶのも良いなと…
詳細は相談して決めていけたらと思いますが、こちらからの片想い或いは両片想いの関係が結べたらいいなとぼんやり考えています。
お返事には~3日ほどお時間を頂く場合があります。既知関係等お気軽に!
2015-11-23 15:07:54 +0000