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鳩羽きょう千国大河【illust/50050950】に滑り込みですがお邪魔します。
「ボクが男か女か、だって？…それはそんなに大切なことかな」
「こうして男の格好をして、卑下される彼らに優しくする。でもボクは女で、ここは女尊男卑の国だ。
…不安になるんだ。ボクのやってることは偽善で、ボクは彼らをとんでもなく侮辱してるんじゃないかって」
❀テンエン・L・ステファネッリ(天苑・L・Stefanelli)
女/18歳/164㎝ ボク/貴方・お客様/～さん
先代 フキョウ・L・ステファネッリ【illust/52923369】
「母さん、元気かなあ。…また男性ばかりの商隊にびっくりしてないといいけど。父さんがいるから大丈夫かな」
先代絆相手 ハクヒさん【illust/52911336】
「また父さんと旅もしたいなあ。次の休暇、ちょっと長めに取ってみようかな…」
弟 ヨヒノさん【illust/53536400】
「ヨヒノ、今はどこにいるんだろう？次の手紙、早く届くといいな。…お返しには、何を送ってあげようか考えておこう」
空の色と角を持つウサギの種族。血筋ごとに特殊な血を操る能力を持つ。
ステファネッリ家の場合は「他人の血をリボン状に加工することで、対象の持つ特殊能力/特技等を保存する」というもの。
このリボンは、身につけて使用することでその能力を一時的に得ることができる。(使い捨て)
ステファネッリ家は何世代も前にトウグウに定住し、その能力を生かして「他人の能力/特技を売買する」ことを生業としている。
テンエンの持つ色は「夜明けに染まる朝焼けと白む星空の色」。体毛は薄青、髪は赤みがかったオレンジ。
幼少期は母のいる実家と、父と旅をする国外で数年ずつ交互に過ごしていた。
1年前に母から家業を任され、父と国外へ旅立った母を見送ってステファネッリ家の当主となった。
幼少期から国の外を見ていたテンエンは男性への差別感情を持たないため、女尊男卑の国にあって男性を卑下せず、対等に扱う。
自分の性別を隠すように上着で身体のラインを隠し、自身を男性と偽ることもある。
時と場所は弁えるが、「一般的な」国民たちからは変わり者として見られているようだ。
また、国内において優位な女である自身が男のふりをしていることについて、男性に対して侮辱になるのではないかと密かに不安に思っている。
店を継ぐにあたって教え込まれた血を操る技術や知識はもちろん、旅をして得た見聞や話術は先代以上のもの。
母と同じく、他人の血を「赤いリボン状にして能力を」「青いリボンにして記憶や感情を」保存する能力を持つ。
さらに旅をした経験からか父の血からかは不明だが「自他の血からその持ち主が見た風景を記録し、使用すると周囲に幻灯機のように再現できる碧のリボン」を作ることができるが、未だに自分でその能力に気付いていない。
青いリボンの作成は母ほど上手くないためあまり使用しておらず、血も薄まっているためにアルカナ・ディーヴァの呪いは緩やか。
上着とマフラーの下に生まれ持った石を身につけている。
アルカナ・ディーヴァの能力についてはこちらから【illust/51725393】
❀所属国 女尊男卑の国 トウグウ【illust/53420147】
国の在り方を自分がどうこうできるとは思っていないし、どうしようとも思っていない。
ここだけで育った国民ならばそう思うのが当然なのだろうと思っている。
ただ、蔑視される男性達を自分も見下すことはできないようだ。
父と弟については、元々旅育ちであるから国に入れなくてもあまり関係なさそうだと気にしていない。
「陛下も、大切なもことがおありなのだと聞いている。誰しもそうなんだろう。陛下には陛下の、ボクにはボクの大切にしたいことがある。それによって、この国がどう見えるかも違うんだろうね」
❀絆について
素敵なご縁をいただきました！
アシルさん【illust/53650029】
「この国は穏やかで良いところだね。フカフカがいっぱい…でも、最初に君が食べさせてくれたパンが一番お気に入りかな」
「優しい、か。そう言われたのは初めてだ。…いや、聞くのが怖くて、ボクが誰にも聞けなかっただけなんだ。君にそう言ってもらえて、とてもほっとしてる…ありがとう、アシル」
「君に見せたい風景がたくさんあるんだ。もっと…ううん、血で見せるだけじゃない、君と見に行きたい。君の隣で、見たいんだ」
仕入れに訪れた国で出会った青年は、彼女が抱えていた不安を優しく解いてくれた。
少しでも恩返しになればと、国の外を知らない彼に旅の景色を語るうちに、彼女は自分の持つ能力に気付く。
彼の瞳と同じ、青い霧に煙る景色を抱いて彼女は笑う。次はどうか、君と一緒にこの眺めを。短い申請期間になりますが、性別、歴史書の種類に関係なく、面白い物語が紡げそうな方がいればと思います。
同性の方でも子供を作ることができますが、その場合テンエンは死亡します。(アルカナ・ディーヴァの能力を参照)
次世代が何らかの形で引き続きトウグウに住む事を前提にしていますが、テンエン本人は国外に出ることも可能ですので、面白い組み合わせができるな、と思う方がいればと思います。
キャプション後ほど編集させていただきます。
2015-11-20 13:48:13 +0000