おれのすべてを肯定してくれ
お邪魔いたします
千国大河◆illust/50050950
◇白の歴史書「白表紙の教皇伝」
<< 医療教会【ジ・ア】 >>
<御所:ゼス>
[100pt]▷[強靭:10/知能:50/器用:10/機敏:10/幸運:20]
◇ジ・ア前期代表:ジェノバ[illust/52820355]
「帰りました、大御所様。ああ。俺はここにいます。」
ジョリーロジャー前期代表:ハル・ヨヒラ・ブラック[illust/52845911]
「おい母さ、…間違えた。あの方のことは任せろと言いたかったんだが、やり直していいか。」
ジョリーロジャー今期代表(妹分):アンナ・マーガレット・ブラック[illust/53315495]
「……手前は毎度毎度…いや、いい。帰ってきただけで上々だ。
そこに座れ。ア?いや説教じゃねえ、ベロが緑に染まる茶を淹れてやる。」
「アイツを頼む。」
“黒い”ジョリーロジャー(実弟):ジェイ・キング[illust/53316199]
「まだ生きてやがったのか。そんなんじゃ後百年は土の味を知らないで済みそうだな。なァ、そうだろう?」
「お前は海賊。宝の地図を、財宝を見つけたなら、それを必ず掴んで離すなよ。」
「もう二度と、帰ってくるな。バカ弟。」
素敵なご縁をいただきました
◆絆
白き記憶の水底 ウィシス水中庭園 主権巫女 シュシュ=マナさん【illust/53330800】
歌に誘われるまま、御殿の船が気付けば此処にいた。静かな海だ―――静かすぎる程。
小さな舟をおろし、男はひとり、海の中を覗き見る。
白い葬花、何処かの図鑑で見た「ニース」の花と、“空っぽ”になっている所と。
男は静かに、ここは「庭園だ」と、誰に言われるでもなく悟った。
(潮水の中で生きる花がある)
病に臥した三人目の母を、治せずとも、少しくらい元気にできる方法があるかもしれない。
男は同じ図鑑で見た「水絹」を求め、黄金の龍の眠る国へ舟を漕ぎ出した。
○
o
。
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「お前が此処の主か。随分と…、……なんでもねえ」
「…ああ、こんなナリだが海賊じゃねえ。俺はゼス。医者…、…いいや、海賊に…なり損ねた男だ」
「此処の花を調べたい。見返りには金を出す。この国の民の傷や病を癒す。それで手を打ってくれ」
「そんなもんでいいのか。なら すくってやる、この水底から。
俺達は道具と思って好きに使え。こっちも胡座かかせて貰おうじゃねえか。」
小さな主はまた来いと言った。
まだ子供、その筈なのに、ひどく優しい声に 心が凪いだ。
「口やら目付きが災いして、子供に泣かれるのが常だと、お前がそうしてすました顔で座ってんのが
少し…嬉しく感じる。俺は存外単純な男なんだろうな。」
「家に帰りたいんだってな。別に哀れんだりしねえが…早く帰れるといいな」
(…子守唄……ああ、駄目だ、これは、涙なんかじゃ…いや、どうせ、海にとけて、わかりやしねえ)
年月をかけて、病魔は母以外も食い潰していく
何も何もわからない
男はまた一人、舟をおろす
「ああ。探した。少し此処にいさせてくれ。」
いつしかその小さな手の平の下が、柄にもなく甘えられる場所になった。
幸福をうたう声が、傷んだ心にいたくしみた。
男は、小さな女神に、これまた小さな想いを寄せた。
どうにか押し込めた感情は、押し込めたまま、深く深く沈んで、刺さったまま、どこにも行かないまま
ずっと
ずっと…
「手を引いてやるから、帰り途を、探そう。そうしたら、お前も“幸福”になれるか。」
「お前が望むままに 歩きたいなら足になるし、手が届かないなら翼になる。」
「お前は俺をさびしいと。そう…そうだな。俺は、お前の幸福でしか自分の幸福を見いだせねえんだ。」
「俺は、お前を」
この声は、潮騒が、水鳥が、顔も知らぬ女神が、かき消していった。
…そういうことにでもしなければ、俺は、俺は、
シュシュ、
シュシュ。
「お前のことを」
あいしているんだと
深く沈み込んだまま 膿んだ思いの名前を、人は「恋慕」とうたうだろうか
◇絆について
相性と関係性を重視しております。異性同性問わず。恋愛,政略,戦争可。
中立やめました!
メッセージ返信には即日〜4日程お時間を頂く場合があります。
◇所属について
医学に興味のある方、怪我や病気をされた方、ボランティアがしたい方、
宗教にでも縋らなきゃ生きていけない方、なんか暇な方、家がない方などなど!
ちょっとピリピリし出しましたが、報告不要、お気軽にご入信ください!
質問などもメッセージで受け付けております。
◇問題点・不備などあればご指摘ください
素敵な素材お借りしてます
2015-11-01 17:41:10 +0000