むかしむかし、
ホールから逃げ出した職人集団がいました。
彼らは魔鉱石を加工し、活用する技術に長けた集団でしたが、
労働環境は劣悪でした。
彼らはかつての都市の面影と赤の女王の庇護に救いを求め、
一匹の装甲竜に道具を積み込みギラルドシティを目指したのです。
職人たちはスクラップを寄せ集めた囮を作り上げ、
まんまとホールを抜け出しました。
それは砂嵐の夜のことでした。
石灰荒野を越えればギラルドシティは目前です。
急げ急げと職人たちは装甲竜を急かします
装甲竜は流れる砂に足を取られ、視界もままなりません
ごうごうと吹き付ける砂嵐は
まるで霧のように濃くあたりの景色を塗りつぶしています
職人と工具を乗せた装甲竜はゆっくりとその中へ進み、
いつしか、その姿は砂の中へ消えて行きました。
それはむかしむかしの、砂に埋もれたお話の一つ。
***
お借りしました。敬称略で失礼します。
イベント:鋼と砂塵の大発掘 【illust/52224638】
装甲竜の骨と鱗と、多分世界崩壊前後の工具とか部品とかそういうのが発掘されました。
【サルページ・オペレーション】【illust/52116389】
装甲鞍も埋まっているといいな… 協力させてください
装甲騎竜/装甲竜(ドレッドノート) 【illust/49697309】
カーム【illust/52195757】
ー地名関連ー
ギラルドシティ(ソサエティ )【illust/52058601】
ホール(エスカベイター )【illust/52058693】
地図【illust/52113487】
ギルド:砂塵船団 【illust/52115764】
ジャンク【illust/52204338】
PFT【illust/49662235】三章【illust/52113751 】
2015-09-05 14:41:09 +0000