✾主催者様承認済みです。
こちらの素敵な企画様【魔王と花嫁/illust/51208458】に二人目失礼致します。
「はじめまして、花嫁様。えっと…わ、わたしに触らないように気を付けてね…」
「…あなたに、触れてみたいな……ううん。わたしにそんなこと、許されないね。ごめんなさい」
「…ふふっ、おばかさん。わたしの花嫁さんに手を出して、ただで済むと思うのかな…?」
✾アネモネ
魔王/女/145cm
一人称:わたし 二人称:あなた、呼び捨て
✾魔法
①火を操る
②あらゆるものを破壊する
羊の角に猫の尾、鳥の翼を持った幼い魔王。
昔人間に興味を持って城から出た際、魔法が暴走して人間が大切にしていたものを壊してしまったことがあり、それ以来魔法がうまく扱えず、誰かに触れることも怖くなり城の奥に引きこもるようになった。
臆病な性格で、今回花嫁を迎えるのは気が進まなかったものの、周りの意見に押し切られてして迎えることになってしまう。
出来る限り自分に出来る範囲で快く過ごしてもらえるようにしよう、触れないようにすれば大丈夫と考え、遠回しに花嫁のお世話を甲斐甲斐しくしている。
花嫁の前でいつもヴェールを被っているのは怯えた顔を見せたくないため。
花嫁のため頑張ろうとするあまり魔法が暴走し、火で燃えたものや破壊してしまったものの被害が後を絶たない。ゴミの処理場所に困ってる。
✾儚くも強い眼差しの素敵な花嫁さんを娶らせていただきました!
ラルムさん【illust/52025981】
破壊の限りを尽くしていたわたし。それが悪いことだなんて誰も教えてくれなくて、ただ遊んでるだけの感覚だった。
でも、あの日あのとき。あなたの"世界"を壊してしまったその瞬間、わたしはとんでもないことをしてしまったんだって気づいた。
止めようとしたときには後の祭り。彼のすべての色を壊し、残ったのは私の色だけ。
ラルム。わたしに出来ることがあるのなら、なんでもしよう。償いにならないとわかっていも、それでも──。
「ラルム、欲しいものはない?何か聞きたいことや、必要なものは…?わたしが触れない範囲で出来ることならいくらでもするから、なんでも言ってね…!」
「あなたはいつも怖い顔をしているよね…?笑顔が消えてしまったのはわたしのせい…なのかな」
彼の笑顔が見てみたい。そう思うわたしに出来ることなんて、考えなくてもひとつだけだった。
「わたしがあなたの大切なものを、きれいな世界を壊してしまったから…だから、治す方法を必ず見つけてみせるよ。わたしを殺すのは、その方法が分かるまで待って。すべて終わったら、わたしはどんな罰でも受けるから」
「どうしても見つからないの、あなたに色を返す方法が…。どうしたら、あなたに償いが出来るのかな。ごめんね…、あなたを傷つける魔法しかなくて、ごめんなさい…」
不甲斐ない自分が、傷つけるしか出来ないこの手が大嫌いだった。
「ラルム。あなたの本当の望みは何なのかな。わたしに叶えられること…?…わたしがあなたの笑顔を見れる日は、夢のまた夢なのかな…」
「ラルムがお姉さんへ向ける表情、とても優しいんだね。…わたし、なんだかそれ、すごく嫌だな」
ラルムの笑顔を見たいと願っても。わたしが生きている限り、彼が笑顔を見せるはずがなくて。
生きているだけであなたを苦しめてしまう自分が大嫌いだった。
「わたしのこと、どう思ってる…?…ごめんなさい、聞いてみただけ」
どこまでもわがままで、言葉が欲しいと願ってしまうこの醜い心が、一番大嫌いだった。
──子供の見目をしていても、その実強欲傲慢、自分勝手なこの魔王。
花嫁から見えないそのヴェールの下では、泣き出しそうに歪んだ顔を必死に隠し。
あらゆるものを破壊してしまう手は、ただひとつの温もりを求め、止まないのです。
悪役であるわたしが殺されることで、すべてを終えられるなら。
あなたに鮮やかな世界が訪れ、憎き相手が消えた、たくさんのしあわせが待っていると言うのなら。
わたしは喜んで、そのナイフに刺されましょう。
(彼に【愛されたい】なんて気持ちは、そっとあの世へ持ってくの)
「さあわたしの花嫁さん、殺しなさい。あなたの憎い仇は、すぐ目の前にいるよ」
✾大事な関係者さま
大好きなお兄様
・アジュガさん【illust/51915935】
「遊びに来てくれたんだ、お兄ちゃん…!今日はどんなお話をしてくれるの?お兄ちゃんに外のお話教えてもらえるの楽しみにしてたの…!」
「お兄ちゃんのお嫁さんってどんな人…?わたしにとってお姉さまになる人だよね。…離れてならお話しても、大丈夫かな?お兄ちゃんのお嫁さんと仲良くなりたいの」
昔の破壊仲間。今は…
・アシュリーちゃん【illust/51758393】
「アシュリー、お願い…。昔のわたしを求めようとしないで。あんな頃に戻りたくない…誰かを傷つけるなんて嫌だよ…。アシュリーも気づいて、わたしたちのしてることで、誰かを傷つけるんだって…!」
「だって、また燃やしてしまったの…この子も生きていたのに……。…ごめんね、アシュリー。ありがとう……」
不安なときの相談仲間
・アリオトさん【illust/52038523】
「花嫁様来るんだって、どうしよう…。アリオトはどう思っ…あ、曇ってる…ってことは、困ってるんだよね………はぁ…」
「大丈夫だよ、元気出して?アリオトのこと気遣ってくれる優しい花嫁様が来るよきっと…」
✾交流について
交流につきましては、まったり交流させていただけたら嬉しいです。イベント等参加したいと考えておりますが、お相手様と相談して決めさせていただけたらと思っておりますので、お気軽にご相談ください。
◆R18は大丈夫ですが、R18Gはあまりにもがっつり、といったものは苦手なのでお控えくださるとありがたいです。軽度のもの(流血表現)程度でしたら大丈夫です。
2015-08-17 04:52:01 +0000