【千国大河】学術都市フォレジア キース【第一期】

かづは
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千国大河【illust/51609502】に二家系目お邪魔致します。

「研究をしている時ほど心躍るものはないよ」

《組織:フォレジア研究所/代表:院長 キース・ハルバード》
 ◇身長:175cm ◇年齢:34歳(外見)、341歳(実年齢) ◇性別:男
 ◇一人称:僕、私 ◇二人称:君、あなた、~君、呼び捨て、仇名
 ◇ポイント 10pt (強靭:0/知能:5/器用:3/機敏:0/幸運:2)
 ◇青の歴史書
学術都市フォレジア/種族「クルルフェル」詳細↓
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✧素敵な絆を結ばせて頂けました!(8/17)
魔王統治時代に造られた少女 アムリタさん
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数週間研究室に籠りっぱなしで不摂生な生活を送っていた一人の男がいた。
研究員たちに半ば無理矢理押し付けられた形で休暇を取った彼が気分転換にフォレジアの街をふらふらと歩いていた時だった。偶然目の前を通りかかった花の香りが漂う一人の少女に目を奪われたのでした。

「やあ、こんにちは。美しい花のお嬢さん。フォレジアは初めてかな?」

「ふむ、花妖精に植物か…これは興味深い!
君を造った魔術師は一体どんな技術や魔法を用いたのだろう?無数の複雑な魔法式を一つ一つ組み込んで?はたまた練成?魔法陣?もしくは魔王配下の者だけが持つ特別な知識を利用して?独自の研究で、だったらちょっと会ってみたかったかも。
…ああ、ごめんね、つい熱くなっちゃって。…ねえ、もし君さえよければ、暫くここフォレジアに滞在して君を研究させてもらえないかな?君の話を聞いていたら一目見た時よりももっと興味が湧いてきてしまってね…君は旅をしているんだよね、勿論無理にとは言わないよ。都市の大樹の加護で少しは暖かくなっているもののまだまだ寒いし、研究ばかりで居心地は少し悪くってしまうかもしれないし。
…!本当かい!?ありがとう!すごく嬉しいよ!」

「自己紹介が遅れてしまったね。僕はフォレジア研究所の院長、キース・ハルバード。
気軽にキースって呼んで構わないよ。研究をすることが何よりの生き甲斐さ。ふふ、こう見えて結構な爺なんだよ。
君の名前は?…アムリタ、良い名だね。それじゃあ、これからよろしく、アムリタちゃん。」

「今日から暫くここが君の家だよ。…と言っても、部屋の一室みたいな所で申し訳ないけど。もしこの家で必要なものや足りないもの、欲しいものがあったら遠慮なく僕に言ってね。君には元気でいて欲しいから」

「今日は君に是非見てもらいたいものがあるんだ。いつも研究ばかりだから、たまには気分転換でもしないとね。
…まあ、結局僕の研究の成果の話になってしまうんだけど。ほら、ここに透明の大きな箱があるだろう?この箱の中をじっと見ててご覧。空気中のありったけの光粒子を集めて特定の式に当てはめて、と。
ふふ、行くよ?…それ!」


『あんなに嬉しそうな君の顔を見たのは初めてだ。そう反応が良いともっと綺麗で面白いものを君に見せたくなる』

「君の感情によって髪に咲く花にも影響が出てくるんだね。
うん、その花も君によく似合っているよ。触れたら崩れてしまいそうなほど儚くて…愛しい存在だ」

「やあアムリタちゃん。今日もよく来てくれたね。ふふ、今回は研究はお休みだよ。僕の惚気話でも話そうかと思ってね。退屈かもしれないけれど聞いてくれるかい?
そうだね、まずは僕と彼女の馴れ初めから話そうか。
彼女とはここフォレジアで出会った。僕は普段から研究室に籠りっきりでなかなか研究所の外に出ることはなかったんだけど、その日は珍しく休暇を取っていたのさ。
彼女を見かけたその瞬間から、僕の目は彼女に釘付けになった。あまりに美しく不思議な存在に僕は興味を抱いて、度々研究所に招いては彼女と過ごす時間を重ねていったおかげで彼女の色々な部分を知ることができたよ。
彼女と過ごす時間はあまりにも心地よく、僕でさえも知らない自分がいるようだった。
そうしてある時、彼女のほころぶような笑顔を見た時に僕はやっと気づいたんだ。

僕は彼女に恋をしているんだってね」


「なんだかんだで300年生きてきたけど、人生どうなるか分からないね。研究しか愛せずに世の流れを目の当たりにしてきた僕でも一人の女性に恋をするのだから。
アムリタ、僕の唯一愛した人。どうかいつまでも僕の傍に、僕の隣にいて...」

「おや、新しい花が咲いたのかい?…アザレア、か…ねえアムリタちゃん。花にはそれぞれ意味があって、それらを花言葉というんだけど知っているかい?
例えばデイジーという花は"希望""純潔"。ネモフィラは"可憐""あなたを許す"という意味がある。
そしてこの花、アザレアは…"愛の喜び""あなたに愛されて幸せ"。
ふふ、僕の髪にも君と同じ性質があったら同じ花が咲いていただろうね」


―――やがて彼は一人の少女を自分の妻に迎える。
         そして彼女のような性質を持つ者を"エティエンヌ"、『花冠』と名付けた―――

✧既知関係
旧知の友人でありライバル。姉妹都市の研究者として競い合ってます。
密かな理想郷エンゲランザ テトロさん【 illust/51922191
「久しぶりに友人の顔を見たと思ったら第一声がそれかい?全く君も相変わらずだねぇ...僕も君のやり方については否定も肯定もするつもりはないけれど、年寄りにはもう少し優しくしてくれると嬉しいなぁ」
「やだなぁ怖い顔しちゃって、折角の綺麗な顔が台無しじゃないか。ふふ、確かに君の言う通り君と競い合うのはすごく楽しいよ。僕の老後の楽しみの中でも特にね。でも僕もただ研究しかしていない訳じゃあない。君たちに心の底から参ったと言わせる日が来るまで、僕たちも僕たちなりにフォレジアを成長させてみせるさ」

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2015-08-14 10:48:01 +0000