【千国大河】ユーニス・S・ベルセコルダ【第一期】

雛田
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千国大河【illust/50050950】へ参加させていただきます。

✤ユーニス・S・ベルセコルダ(ユーニス・セシル・ベルセコルダ)
黒の歴史書
年齢:20 
性別:男性
ポイント 10pt (強靭:0 知能:10 器用:0 機敏:0 幸運:0)
身長:160cm
ヴェルザンディとして選ばれたにも関わらず、だらしなくぐうたらな青年。
特に秀でた才があるわけではないため、自分に自信がない。
そんな中でも「せめてスクルドの引き立て役になれれば」と思い、わざとぐうたらを演じている。国民の前だと演技に拍車がかかり、行事の欠席はもちろん、国民の感情を平気で煽る。そのため、国民からのウケは非常に悪い。
素は生真面目で職務に誠実。でも公務はだいたい欠席。国が将来的に反映するような政治をスクルドに提案することが多い。
しかし、部屋の片付けと体調管理が苦手なのは本物。

ヴェルザンディに就任した際、魔眼である【セシルの眼】を移植しており、その魔眼を利用して「今現在のニーヴェ・フォンターナにとって最善の政策」を編み出している。
また、後者の能力を公にすることは禁忌とされている。
セシルの眼についてはこちら【novel/5648053

✤関係者

ニーヴェ・フォンターナ スクルド
アンナリーナ・イルヴァ・エリ 様(姫さん、公の場ではスクルド・スクルド様)
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「スクルド様…あれ、誰も居ないのか。姫さん、先ほど帰国したけど、えーとこれ、お土産。ここに置いておくから」
「『かもめがくるかもめ?』…、確かに鳥が城内に入ってきたら厄介だね。鳥よけを窓につるしておこうか」
「行事にでろって言わないの? 引きずってでも僕を連れて行ったほうが姫さんの株が上がるのにさ」

ニーヴェ・フォンターナ ウルド ニェカ様 (ニェカまたはウルド、公の場ではウルド固定)
illust/51773957
「ちっ…僕の心配なんかより自分の心配すればいいのに。というか、また呪い進行させてどうしたいわけ?」
「ニェカに守られなくたって自分の身くらい守れるし。だからニェカは姫さんと国民を守るのに集中してよ、僕なんて守ろうとしても国民は喜ばないよ」


✤絆について

婚姻…?:天空都市フィレッタ ミネルヴァさん【illust/51754726

「君が、この国のスクルド…みたいな人」

「よかったらこれ、旅行記。地上のこと知りたいって言ってただろ。
うちの姫さんが持っているものと同じものを探してきたんだ。国から出られない人って、こういうの好きなのかなって。
どうしてこの国に何度も来るかって?
この国はどこかニーヴェ・フォンターナと似ているから。水の上にある国、空の上にある国、根本はきっと何も変わらない。
 この国の人達はよその人には優しいし、外との関わりが広がればきっともっと人が溢れて素敵な国になると思う。国が直接地上に降りれば簡単なことだろうけどね、国民の考えを変えることとか、古くからのならわしを撤廃するのは長い時間がかかる。為政者が一人で望んだところで、国を国たらしめるのは国民だし、国民の同意がなければ叶わないことだから」

「ミネルヴァ様、きっとそう呼ばないと僕は不敬罪でこの国に来れなくなってしまう。
 僕はこんな身分でなければずっとここにこうして君のそばにいられたんじゃないかな、って時々思う。いやでも、こんな身分じゃなければ君に会えなかったし・・・。できるものなら今すぐ君をニーヴェ・フォンターナに連れて帰りた・・・、えっと、うん。今の話はわすれてほしい、少し待って。えええと、僕は、君のことが、君のことが、この国の聖女だからとかそういうのじゃなくて、君自身が好きなんだ」

「君に恋したことも、セシルの意思なら、僕は」


絆の他に既知関係も募集しております。
国外にいる際はユーニスも基本的に素ですので、演技についてはとくに気にしなくてよいかと思います。


✤素材お借りしました

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セシルの意思は、日に日に僕の頭のなかを侵食していった。
今では君を愛していたことですら、僕の意思ではなく、セシルの意思だったのではないかと、良からぬことまで考え始めてしまっている。
確かに僕はミネルヴァを愛していた。

何も間違っていない。

新たな年の始まりだというのに、自分の記憶ですらあやふやになってきていた。
クラリーチェ、もしかしたら君との約束は果たせないかもしれない。
僕に出来る事は、君がクラリーチェ・S・ベルセコルダにならないことをただ祈るだけだ。

 (ユーニス・S・ベルセコルダの手記、最終ページより)

 その年がはじまって、すぐのこと。
 ユーニス・S・ベルセコルダが失踪した。
 その後、彼はニーヴェ・フォンターナに戻ることはなかった。

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2015-08-03 16:16:51 +0000